「ブラスが誇りと希望の力」ブラス! ぼっちさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラスが誇りと希望の力
いかにもイギリス的な映画だった。
1992年、イングランド北部ヨークシャーで炭坑夫によって組まれた伝統あるバンドが、全英選手権決勝を目指すまでの物語。
時代の波には勝てず、鉱山も閉鎖。炭坑夫は職を失い、街に暗い影を落とす。
フィルは家も低頭に出され、家族とも離れ離れになり、八方塞がりの状態。ピエロ姿が何とも悲哀に満ちていた。
大阪のおばちゃん的な女性達の結束力も良かった。家事育児に追われ、大変な思いをしているはずなのに、図太くたくましく生きる姿が印象的。
ユアンマクレガーが主演となっているが、スティーブン・トンプキンソンとピート・ポスルスウェイトの方がメインキャスト。
ユアンのは銀色だけど、金色のアルトホルン昔小学校にあったなあ。アルトホルンってあんまり見ないよね。
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