「2000年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨」ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
2000年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨
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『ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも』にて鑑賞。
今回のヴェンダース特集の中で、この作品は唯一何度か観た事がある作品。直近でいつ観たかは忘れてしまったけど、もう観なくても良いかなと思ってたけど…やっぱり観て良かった!(笑)
ラストのカーネギー・ホールのシーンは、何度観ても感動してしまう!
イブライム・フェレールがステージに佇んで、観衆の万雷の喝采を浴び、ちょっと涙ぐむシーンはやはり涙なしでは観られない(泣)
この作品に出演している歌手やミュージシャンの多くは、この作品が世に出るまで忘れ去られ、正当な評価を得られずに来た。それに大きなスポットライトを当て、世に知らしめたライ・クーダーの功績はあまりにも大きいと思う。
普段、好んでキューバ音楽を聴いたりすることはほとんど無いが、この映像作品だけは例外だ。
超オススメ!!!笑
*ライ・クーダーのこの作品における貢献度はあまりにも大きいのは確かだが、正直キューバのミュージシャンと共演する彼の演奏は今ひとついただけない(笑)
特にあのスライド・ギターに代表される彼のエレキ・ギターのサウンドが、このキューバの音楽に合っている様には到底思えない。変な効果音ぐらいにしか聞こえないのだ。
特にルベーン・ゴンザレスとの共演シーンでは、彼のピアノの音の邪魔になっているし、そのピアノが生み出すリズムさえも損なっている。
この音源がもしリミックスされる事があったら、ライのギターは是非ともオミットしていただきたい(笑)
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