「なつかしの食べ物」風櫃(フンクイ)の少年 La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
なつかしの食べ物
台湾の名匠ホウ・シャオシェンが『トントンの夏休み』の前年に撮った、台湾南部の街・風櫃(フンクイ)で暮らす若者の青春物語です。実は、お話以上に、次々映る食べ物や不思議なお店、人々の奇妙な行動に「あれ、何を食ってるの?美味しそう」「このお店は何を売ってるの?」「この博打は何?」と興味を惹かれっ放しでした。僕の子供の頃にはまだ残っていた昔の日本の雑然とした街並みの香りにキュンとした次第です。
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