「40年前…」普通の人々 ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
40年前…
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もうそんなに経つのか〜
当時は観に行かなかったが、ティモシーハットンの名前を知ったのはこの作品。
最近観た作品に彼の名前を見つけ、懐かしくなりじっくり観てみた。
色褪せない作品だと思う。
着ているものは時代を感じるけど(笑)
恐らく普通の人々が抱えている心の問題が、丁寧に描かれている。
なかなか自分を許せないコンラッド。
病院で知り合ったカレンが亡くなったことをきっかけに、ようやく全てを吐き出すことが出来たのかな。切ないが。
母方の祖母を見ていると、母親の持つ心の闇が見えてくる気がした。
当時アダルトチルドレンという言葉があったかわからないけど。そんなものも見え隠れ。
母親は認めないと思うが、溺愛していた長男を亡くす前からコンラッドをするりするりと避けていたこと。そしてコンラッドはそれをずっと感じていたこと。
子供を同じように愛せない母親はそんなに珍しくないのかもしれないが、それに気づいてしまったら、子供は辛いよね。
そしてそこを突かれそうになると瞬時にキレる母親。演じた人もうまかった。
そうそう、こういう返し方するよね、という感じ。
母親がバーガー医師と会わなかったのは残念。
カウンセリングを受けていたらまた違ったかもしれない。
最初と最後のカノンいいね〜
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