フェノミナンのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
メリーバッドエンドじゃない?
もしジョージが生きられてたら町の人は死ぬまでバケモノ扱いし、権力者は研究の為にジョージを追いかけ続けただろう
そしてジョージを守ってくれる人も批判される立場に追い立てられてたでしょう
ジョージが死んで街の人が手のひら返しで良い奴だったとパーティーを開いてるの引くグロい
先生がキレたから申し訳なく思い改心したんじゃない
死んだからあぁやって思い出として変換してるだけ
ジョージが天才になっても変わらない友人もいたけど、
ジョージを見世物にしようとするマスコミ
私欲でジョージを研究という名の食い物にしようとするお偉いさん
ジョージを危険人物だと決めつけ嫌う住人
その全てから死がジョージを救うことになった
悲しい映画だと思う
毎日が曲がりくねった山道
ジョン・トラボルタ主演。
【ストーリー】
田舎町の自動車修理工場で働くジョージ(ジョン・トラボルタ)は、ある夜、空に移動する光を見る。
それ以来、ジョージは思考力や記憶力、分析力、理解力などの能力が異様なほど高まり、それらを用いては国家の機密の暗号を解読し、断層型地震を予知する。
その話が広まるにつれ、ジョージのもとに学者やFBI、CIAなど仰々しい肩書きの者たちが訪れるようになる。
身辺は騒がしくなり、素朴な生活がどんどん窮屈になってゆく。
カルフォルニアの乾燥した空気の中、明るい太陽が降り注ぎ、人々がたった一軒のバーでくつろぐ。
どこにでもあるような田舎が、とても居心地よく描かれてます。
物語は『アルジャーノンに花束を』形式の、ある日突然天才になったどこにでもいるような善良な男が生みだす、悲喜こもごものお話。
お目目のやさしいトラボルタがそんなのやったら、似合うに決まってます。
誰だこんな抜群のキャスティングしたやつは、表彰してやるから出てこい!
エンディングの『チェンジ・ザ・ワールド』は言わずと知れたエリック・クラプトンの名曲ですが、挿入歌の『エヴリデイ・イズ・ア・ワインディング・ロード』も、シェリル・クロウの90年代を代表するヒット作。
『エリン・ブロコビッチ』でも使用されました。
どちらもメロウで気だるげで、素朴な西海岸のまばゆい田舎の風景を印象的にしています。
この曲を聴くたびに、ヘビロテだったあの季節を思い出して、切なくなります。
いやー音楽の力ってすごい。
属性を合わせた映像と流すと極上の体験になりますね。
ちなみにタイトルの『Phenomenon』は"現象"という意味。
そう、あの荒木飛呂彦の傑作(2巻打ち切り)マンガ『バオー来訪者』の、"バオー武装現象・アームドフェノメン"の、「フェノメノン」と同じ単語です。
ジョージに訪れた"天才"という名の現象、その結末が気になったら、ちょっとのぞいてみてください。
グリーンマイルの主人公みたいな人のお話‼️❓
心温まる映画だけど、面白くはなかったな。
凡人が突然、天才になって周囲の人に騒がれます。私がトラボルタならいきなり、自分の能力を披露せずに、親しい人に相談しますね。子供のいない医師(?)とか。「アルジャーノに花束を」に似てますが、「アルジャーノンに花束を」のほうが面白いですね。
まぁ、トラボルタは亡くなりますが、彼を中心に毎年、トウモロコシ祭り(?)が行われて、町の人の親睦が盛んになるから、ある意味、良いのでは。
あと、『フェノミナン』と聞いてジェニファー・コネリー(?)の『フェノミナ』を期待していました。テレビ大阪さんにはこちらも、是非、お願いしますw こちらはホラー映画だったような気がします。ジェニファーのお色気もあった気がするし。
突然天才に。
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トラボルタが空に光を見た瞬間、天才になる。
そして国家機密の暗号を解いたり超能力に目覚めたりして有名になる。
だが人々は宇宙人と入れ替わったのではないか、などと怖がった。
人が離れて行き寂しい中、何人かはこれまで通り付き合ってくれた。
中でも片思いだった女性はついに振り向いてくれた。
だがやがて致命的な脳腫瘍に侵されていることが判明。
見た光もそれによるものだった。そして死は目前に迫っていた。
医学会の発展のため、死ぬ前に開頭手術をさせてくれという医師が来る。
名を残せるとか言って説得して来たが、断った。
しかしそれは脳腫瘍で正常な判断が出来なかったのだ、と強引に解釈される。
そしてどうやったのか裁判所の許可がおりて手術が確定してしまう。
トラボルタは上手に病院を抜け出し、恋人のもとへ。そこで死亡。
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何か深い話なんやろうけど、相変わらず見る目がなくよく分からず(場)
ただ突然天才になったらこんなに苦悩が増えるのかと恐ろしくなった。
でも大丈夫やと気付いた。おれはもうすでに天才やったから。
I`m a possibility. 切ない❗
dTVで配信終わりそうになってたので鑑賞しました。うう、切ない❗でも、良い作品でした。dTVだと画質悪いからblu-ray化して欲しいなぁ。
カリフォルニア州の片田舎での生活にそこそこ満足してたのに、いきなり天才になってしまったジョージをジョン・トラボルタが熱演しています。この頃って第二期トラボルタの時代だったんでしょうね。木訥な田舎の兄ちゃんがいきなり人生変わって、周りとも上手くいかなくなってボロボロになって、愛する人で復帰して死を受け入れていく。その変化をしっかり演じてあってスゴく良かったです。トラボルタって何を考えているかわからないけど、なんとなく切なそうな目してるんですよね。
ジョージって別に天才になりたかった訳じゃなく、いきなりなってしまったからの戸惑いがあったと思うんですよね。良い事をしてるはずなのに同じ街で今まで親しかったはずの仲間とは距離を置かれ、とても可哀想。ロバート・デュバルが言っていたように本人はとてもいい人で他人の役に立ちたかっただけなのに。嗚呼、世の中善人の天才は報われないんだなぁ。
そうそう、出番が多くはないのですが、ロバート・デュバル扮する町医者もとても良かったです。あの酒場での激昂とか。息子同然と言ってたジョージに対する思いが伝わってきました。
死を受け入れたジョージが子供達と3人でリンゴをかじるシーンが印象的。勿論、観た後はエリック・クラプトンがヘビーローテーションになること間違いなし!多分そんなにヒットした作品じゃないと思いますが、90年代の隠れた良作でした。
最大に泣いた映画
トラボルタ主演のロマンティックなアメリカ映画
いい意味で予想外
人生には、説明できない不思議がある
エリック・クラプトン
感動した!
ずーっと未見で損した。
不意に観たくなって、レンタルを探したら意外に置いてなくて見付からなかった。
手間が掛かった分も含めて思い出深い作品になった。
ある日突然ずば抜けた才能に目覚める……と言うネタはよくある。
いなか町の気の良い仲間と楽しくやれている内はコミカルでたのしかったが、暗号解読を始めてFBI が出てきたり、マスコミが来たり、仲間のジョージへの畏怖が見えてくると一気に物語が変わってしまった。
前半笑わせておいて、後半は悲しいのがやや辛い。
トラボルタの欲の無い甘いマスクが物悲しさを引き立たせている。
面白いSF作品
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