フェノミナン
劇場公開日:1997年
解説
突然、天才に変貌した中年男の姿をハートフルタッチで描く。カリフォルニアの田舎町に住むジョージは、最近越してきたレースのことが気になっている。37歳の誕生日、夜空に不思議な閃光を目撃してから彼の人生が一変する。脇を固めるのは「7月4日に生まれて」のキーラ・セジウィック、オスカー俳優ロバート・デュバル。エリック・クラプトンが歌うテーマ曲「チェンジ・ザ・ワールド」のアコースティックサウンドが秀逸。
1996年製作/123分/アメリカ
原題:Phenomenon
スタッフ・キャスト
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2021年11月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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dTVで配信終わりそうになってたので鑑賞しました。うう、切ない❗でも、良い作品でした。dTVだと画質悪いからblu-ray化して欲しいなぁ。
カリフォルニア州の片田舎での生活にそこそこ満足してたのに、いきなり天才になってしまったジョージをジョン・トラボルタが熱演しています。この頃って第二期トラボルタの時代だったんでしょうね。木訥な田舎の兄ちゃんがいきなり人生変わって、周りとも上手くいかなくなってボロボロになって、愛する人で復帰して死を受け入れていく。その変化をしっかり演じてあってスゴく良かったです。トラボルタって何を考えているかわからないけど、なんとなく切なそうな目してるんですよね。
ジョージって別に天才になりたかった訳じゃなく、いきなりなってしまったからの戸惑いがあったと思うんですよね。良い事をしてるはずなのに同じ街で今まで親しかったはずの仲間とは距離を置かれ、とても可哀想。ロバート・デュバルが言っていたように本人はとてもいい人で他人の役に立ちたかっただけなのに。嗚呼、世の中善人の天才は報われないんだなぁ。
そうそう、出番が多くはないのですが、ロバート・デュバル扮する町医者もとても良かったです。あの酒場での激昂とか。息子同然と言ってたジョージに対する思いが伝わってきました。
死を受け入れたジョージが子供達と3人でリンゴをかじるシーンが印象的。勿論、観た後はエリック・クラプトンがヘビーローテーションになること間違いなし!多分そんなにヒットした作品じゃないと思いますが、90年代の隠れた良作でした。
2021年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
この映画泣けるのよーと、「フェノミナン」と言うと
『え?フェノミナ?』と、虫を操る少女のオカルト系映画と間違われた記憶が(笑)
余りにも暇な職場で、同僚と三人で号泣した記憶も(笑)
この頃のトラボルタが好きだなー
「マイケル」の、太ったミカエルも何気に私の中でははまり役だけど、他の映画ではなかなか見られない、素朴さや優しさ、思いやりや不器用さが堪らない
あの笑顔にヤラレル
どうしても見たくなって、納戸の中を大捜索
何度でも何度見ても何回でも泣ける
設定に無理があるとは思うけど、やっぱ映画は
楽しむものとしか捉えられない私は、この映画が好きだ!としか言えない
”アルジャーノンに花束を” を彷彿させますね。
ここまで号泣とは行きませんでしたが、
心が丸くなるようなステキな作品でした。
2021年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ジョン・トラボルタの個性に適したロマンティックな作品。面白い題材を嫌味なくストレートに、しかも情感込めて描いて良いが、特異体質の効用と原因の種明かしのアンバランスな脚本の未完成は否定できない。話として作り過ぎ。トラボルタだから許せる企画のアメリカ映画。