フェームのレビュー・感想・評価
全26件中、21~26件目を表示
アイリーン・キャラ
なぜか大学時代に縁が深かった曲「フェーム」。誰も映画について語らなかったし、映画はだめだけど音楽は良かったという他人の感想がそのまま印象に残った・・・
オーディションのドキュメンタリーのようなオープニング。ほとんどドラマ形式をとらずにもくもくとそれぞれのストーリーが進んでゆく感じ。「音楽の才能がないようだから演劇科に移ろうかな」なんて台詞も出てきたけど、アイリーン・キャラなんて役者より歌手を選んで正解だったんだし、登場人物がそのまま実生活の生き写しのような気もしてくる。
終盤がもたつき気味。アイリーン・キャラのヌードもなんだか・・・そんでラストのオーケストラ、コーラスが凄い!って、どんな繋がりなのかわからなくなった・・・
スターを夢見る若者たちの青春記。 芸術的センスのかけらもない私には...
青春群像
迸る若い情熱と表現
総合80点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:85点|ビジュアル:75点|音楽:80点 )
芸術の表現と、それに携わる若者の生き様という2つの面で楽しめた。
迸る若さと情熱が、彼らの体を動かし踊り歌い演奏し演技し表現する。短く場面を区切り次々に彼らの動きを素早く切り替えていく演出が躍動感を出し、途切れることなくそれが続いていく。
そして徐々に登場人物の背景や性格について迫る。彼らの夢や挫折や障害や傷や抱える問題が、芸術家の卵としての彼らの一人一人の人生の道程を描いていく。
まだまだ彼らの芸術家としての人生は始まったばかりで、色々あっても若い彼らには未来がある。これからは厳しい試練の道を歩むことになるであろうし、多くは夢を叶えることなく別の道を行くことになるであろうが、それを恐れず若さで突っ走っていって欲しいと思った。
キャラクターの魅力
全26件中、21~26件目を表示