「名作と呼ばれる意味が良くわかりました。」フィールド・オブ・ドリームス コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
名作と呼ばれる意味が良くわかりました。
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大谷さんを始めとしてたくさんの日本人プレーヤーが活躍する今のMLB。彼らの一挙手一投足に日々力をわけてもらっている今日この頃。
こちらも必ず観るリストに入れながら未鑑賞だった作品です。
「Primeでの配信は4日以内に終了」のお知らせに促され慌てて観ました。
ケビン・コスナーの出演作を久々に観ましたが、特にこの頃の彼は本当にカッコいい!!あとカリンが可愛い!!
「親父は年に負けた。僕はそうなるのが怖い。」
レイのセリフですが、私も父親を見て若い時同じように思っていました。ただ父が亡くなってから父の同僚の方の話を聞き、私に見えていたのは家庭での優しい父親である片面だけであったことに気付かされました。
「人生の節目となる瞬間は自分ではそれとわからない。“また機会があるさ”と思ったが実際はそれが最初で最後だった。」
Dr.グラハムのセリフです。父と同じように大人になって社会人となり家庭を持つ私にとって、この言葉が今すごく身に沁みています。
キャッチボールのシーン、もう何十年も前、私が小学生の時のことなのにその映像まで鮮明に思い出し涙が止まらなくなりました。
後悔先に立たず。
観終わった後、ここに来て劇場公開日3月3日、年こそ違いますがまさに父親の命日と同じでした。1990年なら父も健在で私も若かったので、本作を少しでも早く観ていたら父親への接し方が違っていたかも知れない。再びキャッチボールができていたかも知れない。
近いうちお墓参りに行ってこのことを話しながら謝ろうと思います。
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