秘密殺人計画書

解説

 莫大な財産を狙い、次々と殺人を繰り返していく犯人。元イギリス情報局の調査官アンソニーは捜査を開始するが、犯人は巧みにその身分を隠していた……。凶悪な犯罪者を追う男の活躍を描いたサスペンス・ドラマ。トニー・カーティス、カーク・ダグラス、バート・ランカスター、ロバート・ミッチャム、フランク・シナトラといった豪華なゲストスターたちが変装して出演。

1963年製作/98分/アメリカ
原題または英題:The List of Adrian Messenger

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映画レビュー

3.0変装シーン面白い

2022年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

TSUTAYA発掘良品だったのでDVDレンタルしてみたら、これがなかなか面白かった。
この映画、出演者が豪華で、ジョージ・C・スコット、カーク・ダグラス、ダナ・ウィンター、ハーバート・マーシャル、ジャック・ルーなどの他に、ゲストスタアとしてバート・ランカスター、ロバート・ミッチャム、フランク・シナトラなど、「よくまぁ、集めたなぁ~」という感じ。

物語としては、一見すると無関係に見える人達が、連続殺人で殺されていたというのに気付いた元MI5の男(ジョージ・C・スコット)が警察を引っ張るかたちで連続殺人犯を追い求めていく。
序盤で彼と懇意の作家男性も飛行機事故で亡くなったが、「事故でなく殺人」とにらんで、それらを含めて、犯人を追い詰めていくのだが……という物語。

殺人事件を扱うドラマなので、もっとサスペンス的側面が欲しかった気がするが、犯人は序盤で分かってしまうので「刑事コロンボ的な倒叙ミステリー?」かと思えば、そうした進め方でもない。
確かに、犯人追い詰めていく過程は面白いが、もう少しハラハラさせて欲しかった気がする。

変装シーンは面白いのだが、一目見ただけで「変装?」と思ってしまうのは、変装と言ってよいのだろうか?(笑)

一度ぐらいは観ても良いかな……という娯楽映画。

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たいちぃ

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