羊たちの沈黙のレビュー・感想・評価
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まさか自分がこの映画を見るとは思わなかった
ずっと前から有名な映画だと知りつつ、怖そうで見ていなかった。
実際に見てみたらストーリーも描写も意外とあんまり怖くなかったけど、今よりも残虐なシーンに免疫がなかった頃に見ていたらトラウマになっていたかも、、、
女性を誘拐し、3日間監禁した後に殺して皮を剥ぎ、遺体を川に捨てるという連続殺人事件が起こる。
皮を剥ぐという残虐性から、犯人はバッファロー・ビルと呼ばれる。
FBIが捜査に当たるが、なかなか犯人逮捕に至らない。
そんなある日、優秀な訓練生のクラリス・スターリン(ジョディ・フォスター)は、上司のクロフォードから、精神科医でありながら自分の患者を次々と殺害し、現在は厳重警護の刑務所の独房に投獄されているレクター博士に会いに行くよう指示を受ける。
レクター博士は人を殺すだけでなく、殺した後にその人間の肉を食べていた。
同じように残忍な手口で連続殺人を犯しているバッファロー・ビルに繋がるヒントを得る狙いだった。
ガラス越しに会っただけなのに、クラリスの生い立ちを完璧に見抜くレクター博士。
博士がバッファロー・ビルについて何か知っていると踏んだクラリスが何度か彼を訪ねているうち、警備の緩い刑務所への移送と、一つの質問ごとに一つずつクラリスの生い立ちを聞かせることと引き換えに、博士が捜査ファイルを基に精神分析を行うことで逮捕を手伝うと提案する。
FBIが決めかねている間にも新たな殺人が起こり、さらに議員の娘が誘拐されてしまう。
八方ふさがりになったFBIは、レクター博士の取引に応じることにする。
移送中に博士は、バッファロー・ビル発見に繋がるメッセージをクラリスに残すが、その後に看守たちを殺して脱獄してしまう。
看守たちの殺し方は芸術的なまでに残忍で、遺体の皮は剥がれていた。
クロフォード達が博士の嘘の情報に踊らされて見当違いの犯人を追っている間に、クラリスは一人でバッファロー・ビルを探し出し、追い詰める。
おもしろかったー!!
なんで今まで見なかったんだろうー!!
オープニング、晴れているのに凄まじく不穏。
「なんでこんな天気の日に森でトレーニングなんかするんだ」と思ったら青空だった。
死体はいっぱい出てきたけど、殺すシーンがあんまりなかったのと、血の色がリアルじゃなかったから怖くなかったのかな。
聞くところによれば、このシリーズ(?)の「ハンニバル」の方がいろいろやばそうだから、そっちはまだ見ないでおこうと思う。笑
正常?異常?
初めて見たことを後悔した映画。その映像の悍ましさに吐き気を覚えたが、ホラーじゃなかったので最後まで見られた。ただ、びびりすぎて話自体に全く集中できなかった。そして見終わってからまさかの「?」。
後から思うに、これは、主人公クラリスと精神科医レクターの心理戦が見物なのだろう。レクターを演じた俳優が凄い。レクターという存在がすごい。クラリスがいる「正常」と思われる世界と異常のいる「異常」と思われる世界のど真ん中にいる感じ。というよりむしろ、「正常」と「異常」を抱え込んで超越してしまっている感じ。全てお見通し。我々から見て異常な行為をまるで当然のように、「正常」なように行う。「君は人生を楽しんでない」的な事(覚えてない)を言っていたが、もう別次元の話に聞こえてしまっていた。レクターはたくなみな誘導で屈強なクラリスの心をえぐり、掌握する。
「羊たちの沈黙」とは。羊はクラリスのトラウマで、人質とリンクする。レクターは「泣き声が止んだら…」と囁く。果してどういう意味だったんだろう。
初めて
これはもう一度みなければ、と思った作品でもある。レクターの誘導についていけなかったのが痛かった。もう映像にびびる事はないだろうから(多分)、物語やその下にひいてある意味に集中してもう一度見たい。
と、思ったときにはすでに録画データを消してしまっていた。笑
機会があればまた見ると思う。レッドドラゴン、ハンニバルも興味深い
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