羊たちの沈黙のレビュー・感想・評価
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殺人者の心に入り込むには、彼女は狂人の心に挑戦しなければならない。
FBIの謎めいた若きクラリス・スターリングは、懸命に訓練に励んでいる。冒頭からダークな音色が耳に残り、病みつきになりました。クラリスを冷酷な殺人鬼で人食いでもあるハンニバル・レクターに会わせようとするジャック・クロフォード、これから繰り広げられる異常な風景を予感させる印象的なオープニングです。何度観ても怖く、飽きない作品です。ジョナサン・デミの演出はもちろん、脚色が光っている。レクター博士との初対面で心理的につけこまれるクラリスを演じたジョディ・フォスターの演技はとてもリアルだ。忘れてはならないのは、アンソニー・ホプキンスだ。いまでもアンソニーの顔を見ると恐怖を感じる。『ファーザー』(2020)の痴呆老人も見事だが、あまり出番のないこの殺人鬼がオスカーを受賞するのは当然だろう。
金字塔的傑作
サイコサスペンス映画の最高傑作。
スリラー、サスペンス、ホラー、サイコパス。
いろんな言葉があてはまる、「恐怖」映画の最高傑作。
1991年製作だが、何年経っても決して色褪せない
作品だと思います。名演というか怪演というか、
アンソニー・ホプキンスの演技には圧倒されます。
これぞ史上最強映画
これこそ、ダークスリラーファンタジー。
【”蛾から蝶への変化・・”過去のトラウマを克服しようともがく者、トラウマに呑み込まれた者、全てを凌駕したサイコキラーの姿を描いた作品。近年のサイコサスペンス及び心理劇として、超一級の作品でもある。】
<Caution! 内容に触れています。>
ー 過去に鑑賞した際には、サイコサスペンスとして鑑賞した。
全編にわたる緊張感。
レクター博士(アンソニー・ホプキンス)とFBIの実習生捜査官クラリス(ジョディ・フォスター)の鉄格子を挟んでの遣り取り。
何故に、レスター博士はクラリスの捜査に協力したのか・・。-
◆感想
・久方ぶりに鑑賞した。
今作はサイコサスペンスとしても一級品である事は分かっていた積りだが、再々鑑賞して思った事のみを簡潔に記す。
・レクター博士が、クラリスに幼き頃の忌まわしき思い出を聞くシーン。
彼女は父が亡くなり、伯父に預けられた際の子羊たちが屠殺された際の声が、トラウマになっている事を話す。
それを聞き、レクター博士はクラリスに”連続殺人鬼”バッファロー・ビルの捜査の手がかりを与える。
- レクター博士は、トラウマを乗り越えた完璧なるサイコキラーだが、紳士としての一面も持ち、自らのトラウマを越えられない人間を唾棄すべき存在として見ている。
そして、クラリスが自らのトラウマに悩みながらも、必死に克服しようとしている姿を感じたのだ。あの天才的な嗅覚で・・。
クラリスがレクター博士の元を訪れた時に、彼女に非礼な行為をした囚人に対し、行った事がそれを示している。ー
・バッファロー・ビルは自らの性倒錯者としての性癖のトラウマを克服できずにいた。
故に彼は、手を掛けた犠牲者の喉の奥に”蛾”を詰め込んでいたのだ。
更に、彼が女性になりたかった象徴の衣装のマークを犠牲者の肌から切り取っていたのだ。
- クラリスがバッファロー・ビルに囚われたキャサリン救出のため単身犯人の家に乗り込んでいくシーンは物凄い緊張感である。-
<牢獄に囚われていたレクター博士の、天才的な脱獄方法も、今作の見所である事は間違いない。
クラリスがバッファロー・ビルを追い詰めていく過程と並行し、映し出される脱獄シーン。
そして、ラスト、皆から祝福されるクラリスに入った電話。
それは脱走したレクター博士からであった。
”これから旧友とディナーを採るのだ・・”
と言って電話を切るレクター博士。
その目は、且つて収監されていた精神病院で、レクター博士を自身の出世のために利用した病院長チルトンの姿を追っていたのである・・。
未だに、今作を越えるサイコサスペンス作品が現れない程の、傑作である事は論を待たないであろう作品である。
そして、今作により、名優アンソニー・ホプキンスと名子役であったジョディ・フォスターは、更にその存在を世に知らしめることになった記念碑的作品でもあるのである。>
不覚にも、この映画を見ていなかった(2021年)
その後、配信でハンニバル・シリーズ含めて何度も見た。今日やっと映画館で本作を見ることができた(午前十時の映画祭、ありがとう!)。配信やDVDとまるで異なる空気。小柄で美しいクラリスは、圧倒的多数のFBI男子研修生から、地方の男性警察官達から、嘗めるような視線を常に受けている。地下牢獄のレクターの隣人からも。無礼な(rude)人間を許さないレクター博士と、共感能力が高いクラリスを結びつけるのはトラウマ。聖母マリアのように描かれた「仔羊を抱くクラリス」の絵に、レクターの愛を感じた。(2025.6.28.)
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この映画が5なら、今まで自分が5にしていた大好きな映画はどうなるんだ・・と絶望するような思い。なぜ見ていなかったんだろう。ストレスフルな時期だったんだ、多分。
アンソニー・ホプキンスのハンニバルはチャーミングで知的で繊細な天才、美しいジョディ・フォスターが演じるクラリスの知性と格好良さとトラウマに刺されました。教えて下さったグレシャムさん、応援して下さったぷにゃぷにゃさん(勝手に御名前挙げて申し訳ありません)、どうもありがとうございます。
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「ハンニバル」を見る前に再度「羊たちの沈黙」を見た。
あなたはEvyanのクリームを使っている。L'Air du Tempsを纏うが今日は使っていない。この香りはどんな?知らないかも?と思い一番小さいボトルを買った。香りを嗅いだ。クラリスに合う香りかどうかはよくわからないが、仕事の時に使う香りでないことは分かった。レクターはクラリスを田舎娘扱いしてなおかつ上昇志向が強いと言った。バッグはいいものだが靴は安物だと挑発する。絵も得意なレクターによるスケッチは美しい。記憶を紡いで描かれた、フィレンツェのBelvedereのDuomoの絵にまず目を留めたクラリス。「バッファロー・ビル」の最初の被害者となった女性の家はたまたまBelvedere, Ohio。そこで犯人を突き止めた。
レクターとクラリスの火花を散らす"Quid pro quo"の応戦に頭が痺れ、最後、鉄格子越しに書類を渡しながらクラリスの手を指でそっと触れるレクターに心が震えた。
皆さん書いてるが、ジョディフォスターとアンソニーホプキンスの名演に...
名作➕名優
6位/441 2021.05.08現在
サスペンスと言うジャンルを
好きにさせてくれた作品
今まで4〜5回は観てるけど
ここ7〜8年は観てないので
マイランキング6位だけど
今観たら、1位になる
可能性もある素晴らしい作品
全体的に雰囲気の暗い映画が好き
そして
スーパーパワーを持っていない
普通の人間の悪役が好き
知性のある紳士な悪役が好き
その全てを兼ね備えた
レクター博士。
カッコ良すぎます。
悪役なのに
こんな魅力的で引き込まれます。
そして
ジョディフォスターが
美しすぎます。
いつかどこかで
リバイバル上映してくれないかな?
スクリーンで観たい!
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
羊沈のあるある言いたい♫
羊沈のあるある早く言いたい♬
羊沈のあるある今から言うよ♪
レクター博士のマスク
自分で作って失敗しがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→13〜4歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅VHS
鑑賞回数→5〜6回
記憶度→90%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→6位
洋画部門→6位
レクター博士部門→1位
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