羊たちの沈黙のレビュー・感想・評価
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一気に引き込まれる展開
この作品を観るために、もう一度、U-NEXTに再登録した。
FBIの女性研修生が、精神異常の犯罪事件の助言を求めるために監獄にいるこれまた異常な元精神科医と会話をする。
自身のトラウマを語るかわりに助言をもらって、犯罪事件の糸口をつかみ、間一髪犯人を捕まえる。
若きジョディ・フォスターのキリっとした表情とアンソニー・ホプキンスの異常な演技が映える。全般的に次に何が起こるのかハラハラさせるような展開で一気にみれた。
演技は凄いけれど…
最高に頭の良いサイコパス
レクター博士、怖いよ〜
【殺人鬼のレクター博士に引き込まれてしまう】
・過去にも「ハンニバル」などと併せて鑑賞しましたが、久しぶりに改めて鑑賞。1991年製作のアカデミー賞受賞作品映画。
・約20年も前の映画であるにもかかわらず、今でもしっかり愉しめる素晴らしきサイコサスペンス映画。
・FBIの訓練生のクラリス(ジョディ―フォスター)と、獄中にいる元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクター(アンソニーホプキンス)の関係性で紡がれていく物語。若い女性を殺害して皮を剥ぐ猟奇殺人事件の捜査に行き詰ったFBIがレクター博士に犯人捜しの助言を受けようとするが、その役割をクラリスに任せたところから物語が始まります。
・この映画は、「匂わせる」ことでこちらに考えさせることに徹底した映画だと思います。
- 冒頭の「苦しさ、悶え、痛み、痛みを愛せ」という看板
- レクター博士がたかが訓練生のクラリスの過去にこだわる
- レクター博士「物事の本質を探れ」のセリフのシーン
- ラストシーン「古い友人と夕食を…」 などなど
・こちらが思考せざるを得ない状況で物語が進んでいくことで、共感度や恐ろしさが観ている側にどんどん積み重なっていきます。その起点となるのが常にレクター博士。それ故、本来は殺人鬼であるはずのレクター博士に嫌悪感を抱くどころか共感できてしまいます。この妙が映画に引き込まれてしまうポイントでした。
・書籍版のハンニバルも読みましたが、レクター博士は「純粋」「思慮深い」「誠実」「親切」な人に対しては敬意を示した行動をとる性格を持っています。反対に、それらに欠ける人には敬意を欠いた行動をとります。それがいわゆる殺人鬼ハンニバルレクターの一面となります。この二面性を知ったうえで映画を観ると、アンソニーホプキンスの「匂あわせ」具合な演技と演出がピックアップされて見えてきてなお面白いです。それだけ、ホプキンスさんと監督が、レクター博士を考察し緻密に映画を作っていったことが想像できます。
・観れば観るほど味が出て、観れば観るほど「本質」が見えてくる映画だと思います。私もまだまだ「本質」にたどり着けていない気がしますので、これからもたまに鑑賞させていただきます。
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傑作
ジョディ・フォスター可愛い♡
公開時に観た時はもっと深く感じたが、20年近く経ち自分も当時の倍の...
食人鬼を題材にした作品と聞いていたが
キャラクター性と、圧倒的な展開力
誰にもあるトラウマをえぐる
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