「レクター博士の印象が強く残った」羊たちの沈黙 いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
レクター博士の印象が強く残った
クリックして本文を読む
今作はやはり、レクター博士のインパクトが強い。しかも十数分しか出てないと知って驚いた。本作の内容としては寧ろ脇役だからなぁ。
クラリスといる時は知的で魂胆は読めないけど、まだまともに見えてしまうのが逆に怖かった。2人の顔アップの演技合戦は見もの。
彼女がいない時、異常っぷりが爆発する。人を殺して血を浴びたまま音楽を堪能するシーンはめちゃくちゃ印象に残っている。
クラリスの周りの男たちが好奇の目で彼女を観ている様子、そして彼女が少し不安に感じている?表情が多く観られた。男たちの視線には男社会にいる女性に対する珍しさ、軽視、さらには性的な目で見ているような気がして、少し不快に感じた。
コメントする