ヒートのレビュー・感想・評価
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長い。
いまTUSTAYA新百合ヶ丘のオススメ一位ということで借りてみた。
なんだかぐだぐだと長かった。3時間…!もっと短くすべきだった。
まったくタイプの違う男が追う立場と追われる立場となり、対峙する物語。
この映画のテーマは、その2人が認め合うことだが、捕食者と獲物の関係は一方的ではない。お互いを狩り立て殺そうとする2人である。
決闘に至るがその一方で通じ合うものがある。まったく同じではないが、共通点が多い。
どちらも自分の人生を完全に理解している男なのだ。
このように強く自分を持っている男は女にとってみればとてもかっこいい。例にもれず、それぞれの男に惚れて惚れられる女がいるが、どちらも不幸になっていることを見逃すわけにはいかない。いくらかっこよくてもあまりにも何かに没頭する男は女を不幸にする。
最後の最後にこの映画の良さがわかる。すべてのチャプターがそのシーンをより豊かにするための時間となる。
ただ、そこにたどり着くまでが、長い…。
犯罪活劇の最上の一つ
総合90点 ( ストーリー:85点|キャスト:95点|演出:90点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
活劇の迫力と人間関係の緊張感が途切れない。三時間近い大作だが退屈する暇はない。犯罪活劇の個人的な最上の一つ。
犯罪に染まって家庭をもつこともなかった有能な指揮官の下で万端の準備をして高度な犯罪をする犯罪集団と、それを追いかけるこれまた頭脳明晰で犯罪捜査にどっぷりと浸って家庭が破綻した刑事という役柄を、映画界を代表する大物俳優2人が演じて対立の構図がとてもしっかりと描かれている。刑事と犯罪者というその2人の人物像も、能力と私生活の両面で掘り下げる。そして頭脳戦と銃撃戦の双方で魅せてくれる。今まで共演がなくて互いに不仲なのではないかという噂もあった2人の実質的初共演ということもあり、その対立の構図が話題にもなった。
銃撃戦をはじめとして活劇部分の迫力はかなりのもの。映像だけでなく、貨物車を衝突させて現金輸送車を襲うときの音や、銃の射撃音といった音の使い方の迫力も凄い。
ちよっと気になったのは、あれだけの銃弾が飛び交いながら犯人側への命中弾が少ないところ。あれだけの弾丸の飛び交うなかに道路に無防備な体をさらせば、もう少し命中弾がありそうなもの。それと犯罪をどう準備をして実行するかという部分の描写は弱さがある。
豪華な共演
名優共演で話題を集めた作品。
こういう作品って、話題になるだけでそんなに面白くはない、という
イメージを持っていたのですが、この映画は面白いです。
3時間もある映画なのですが、魅入ってしまいました。
ストーリー・複雑な人間関係・展開がよくできており、
二人が対談するシーンや銃撃戦、特にラストシーンの静かな緊張感が
たまりません・・・、見ているこっちもドッキドキです。
大スター共演
アルパチーノとロバートデニーロの数少ない共演作品。作品としての見せ場は銃撃戦やカフェでの会話のシーンなど中々多い。中でも本物の銃声を用いた迫力の銃撃戦は見もの。唯一難点を挙げるならちょっとアルパチーノの演技が過剰なくらい。
長い!でも、
でもこんな長時間二人の名優を眺めていられるなんて最高だとおもった。
物静かで冷静、決してミスはせず影で生きてきた孤独な役を演じたデニーロと
情熱的で執念深い役を演じたアルパチーノ。
真逆な2人だけど
2人だけになぜか共鳴する部分、分かり合っている部分を感じた。
本当にかっこいい映画。
最後までデニーロ素敵すぎる。
真のスターの共演?
アルパチーノ、ロバートデニーロ、
二人とも70年代からアメリカ映画界を代表する演技派俳優として
主役を張り続けてきた正真正銘のスター
同じ時代を代表する俳優であるのに(から?)
長らく共演がなかったのだが、ここにきて遂に!
と思いきや、二人のツーショットがほとんどない。
枠内に二人の顔が同時にまともに写っている画が1つもない。
聞くところによると、カフェでの会話シーンは実際に二人で喋っていたらしいが…。
内容はクライムアクション物。
ドンパチも結構あるけど、ハードボイルドな男達の生き様の一端、
みたいなものを見せる部分がかなりあるので、アクション重視の人は退屈するかも。
話自体は特に捻りもなく、シーンや演技で魅せる映画。
2人ともカッコイイのは間違いない。
かっこいい
かっこいい。
171分もあったなんて…!
飽きさせない展開と豪華なキャスティング、まったく長丁場に感じなかった。
アル・パチーノ VS ロバート・デ・ニーロ の二大主人公対決!!
他にも「トップガン」のヴァル・キルマーや「プライベート・ライアン」のトム・サイズモア、ダニー・トレホ、ナタリー・ポートマンなどなど〜マフィア映画オタクでなくても、充分に楽しめる作品でした!!
最高傑作
出演者や監督が1番良かった時の映画
キャスティングの豪華さと作品の出来が
比例するのって稀な気がするんですが
これ以上にどちらも129%な映画はないと
思います
空気で語るシーンが多い分
暇に感じる人も居るでしょうが
その空気感にピッタリな音楽も楽しめる一つ
当時のデニーロ パチーノ キルマー そして
サイズモアを超える俳優は今現在いない
20年近く前のアクションサスペンス映画がこんなに色褪せないなんて。。。
ジョニーデップ、クリスチャンベールの
同監督パブリックエネミーより数万倍面白い
まさにハードバイオレンス
アル・パチーノ、ロバート・デニーロ共に最も脂が乗った頃の作品。
街中での銃撃シーンは無駄に乱射するアクション映画とは違い、私自身が観た映画の中でも最高にリアルな描写だと思います。
刑事という仕事柄もありますが、悪を根底から許せない性分上、家庭を顧みる事の出来ないアル・パチーノがストーリーの進行に連れかけがえのない妻への愛を再認識。
愛する者との未来を夢見たロバート・デニーロが最後の強盗を決行。逃亡を図る中で仲間を裏切った者への復讐に拘るがあまり自身が追い詰められる事に。
キャデラックSTSのフロントガラス越しにエイミー・ブレネマンに別れを告げるデニーロ。
ハードバイオレンスでありラブストーリー…ヒューマンドラマ的な要素も…とにかくストーリー、キャストともに最高!!。
何年いや何十年経って観ても完成度の高い映画だと思います。
デニーロがデニーロだった頃
劇場公開時に観てから20年近く経って久々にDVDにて鑑賞。
当たり前の事なんだが今と比べて
アルパチーノ、デニーロともに現役感バリバリでそれだけでも何だかありがたい気持ちになる。
(デニーロが、記憶の中のデニーロよりも数段カッコ良くて驚いた。)
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何といっても銃撃シーンの躊躇のなさが素晴らしい。
アルパチーノ、デニーロともに現役バリバリと言いつつも50歳以上な訳だが、オッサンらしからぬ反射神経はさすがであった。
そして銃を構えるバルキルマーがイイ。銃を持ってない時の彼は半端なくカッコ悪くて、そのオンとオフの使い分けが良かった。
この三人の撃つ弾は一個たりとも無駄弾が無いので、マイケル・マンはそういう所が凄いと思った。
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アルパチーノとデニーロ、
刑事VS犯罪者で対立関係にありながらお互い認めあうプロ同士、二人とも「自分、不器用ですから」的な生き方で、「あいつを理解できるのは俺しかいない」という強い連帯感で結びついていた。
もう、そんなに分かり合っちゃってるんだったら、女なんて要らないのでは?とも思うんだが、それぞれの女性関係、家族関係も描かれていた。女優陣の中では大人になる前のナタリー・ポートマンが峻烈で、オッサンに勝てるのは少女しかないのかなあと思ったりもした。
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この映画観といて何なんだが、アルパチーノ派でもデニーロ派でもなく、ジョン・ボイト派の私としては、彼の肌が異常に荒れてたのがちょっと気になった。何だったんだ、ジョン・ボイト。
静かに燃える激しさ
カッコいい男の生きざまが見たいのなら、この作品。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロという最高のキャストを揃え、演技には文句なし。
画は寒色が強く落ち着いていて静かですが、主役の発言、行動、生き方を見れば、熱い激情が伝わってきます。
終始緊迫したストーリーがトントンと進んでいき、3時間でも退屈させられることはありません。
銃撃戦はリアルでこだわりが感じられます。夜景の合成以外は全体として今観てもスタイリッシュでカッコいいですよ。
裏と表
登場人物が多くて、最初警察側と悪側がごっちゃになりました (笑)
よく似ているとの言葉通り二人は非常に雰囲気が似てます。
だからかなぁ
追う側と追われる側どちらも実力者で
一方的に追いつめられたりする場面がない。
表裏一体となるようストーリーがちゃんと考えて作られている。
よい映画だ。
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