ヒートのレビュー・感想・評価
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渋いサスペンス
渋〜い大人なサスペンス映画。かなり見応えがあった。スマートな悪党vsダーティな刑事どいう図式がなかなか面白い。両者が一流で、その一流vs一流の攻防戦がまさに息を呑む展開!どっちかというとニールの方が充実した生活を送っていて、ヴィンセントがやさぐれた生活だったのが、最後にヴィンセントが家族の信頼を取り戻す展開がよかった。また、ずっとスマートに理性的だったが最後の最後で感情で判断を誤ってしまうのも、物語としては面白いですね。最後のヤマを前にして二人が顔突き合わして話すシーンは、なんだか粋でした。
ただ、全体的に長い・・1つ1つのシーンが長いから、上映時間の割にストーリーのボリュームはなかったかも。あと、夜景バックのシーンが全部バリバリの合成でロマンチックなシーンが台無しだ。
何回観てもやっぱり良いものは良い
夜中に観たくなってまた観てしまった。
元々パチーノ、デニーロが好きというのはあるが、やはり贔屓目を抜きで考えても、映画として素晴らしいと感じた。
他のレビューなどでイマイチな評価を下している方もいるが、もちろん個人個人自由な感想は当たり前だが正直思うのは、その方々のオススメするクライムアクションを教えてほしいと思うくらい自分には理解できない。
これ程見応えがあり、ただのドンパチ映画ではなく、哀愁が漂っていて心踊る作品は滅多にないと言い切れます。
キャスト皆がピッタリはまり役で、目で演じるということを体現しているようなシーンの数々と激しいリアリティのあるアクション、キャラクターそれぞれが向ける愛の表現の仕方や託しかたや育みかたや育む難しさ、一人一人の間違っていようが正しかろうが自分の決めた筋を一本通す為にはバカだと分かっていても突き進むしかないんだと訴えかけてくれる泥臭さ。
自分はキャストが元々好きということがあり今後も贔屓目を抜きで観ることはできないが、単純にこの映画を観たいと思う人も、観て後悔するような映画ではないと断言できる。
三時間くらいある映画だが、逆にこれを二時間でここまでのドラマを仕立てるには無理があり、三時間掛けて観た後に感じる、カッコいい~ってなる余韻は三時間掛けて観て良かった~と間違いなくなるから是非とも老若男女問わず観るべし❗
関係性が薄い
アルパチーノとロバートデニーロの共演ということで、とても期待して観ました。
2人の演技はいつもの通り素晴らしいのですが、私はあまり入り込めなかったです。
まず登場人物が多すぎます。それぞれに得意な分野やわかりやすい活躍があればいいのですが、大抵は名前すら覚えられないほど陰が薄い。
ニールと彼らの信頼関係を示すような描写も少ない。ヤマに乗るか反るかの話で少し描いていましたが、あれだけでは足りない。
しっかり描かれていれば、その後の展開により深く入り込めたように思います。
私の理解力が足りないのかもしれませんが、ニールと敵対している人物も含め、人物の関係性、状況がわかりづらい。
あとは2人の家族、恋人の描写の意味があまり伝わってこない。仕事以外のニールとハナを見せることでリアリティや深みを持たせたかったのか。
ハナは特に後半で消化不良を感じましたし、ニールに至っては展開も絡むためか唐突だったり、イーディの立場的にも感情移入し難かったです。
ですが、なんだかんだ言いつつ、イーディとニールの最後のシーンはこの映画で一番印象的でした。そこは良かったです。
想像よりハナとニールに宿敵のような雰囲気がなかったところも拍子抜けでした。
港での心理戦と、カフェで互いの思いを話すシーンは良かったんですが、やはり関係性が薄く感じ、ラストもあまり心が動きませんでした。
似た者同士な感じは好きなのですが。
ハンバーガーを期待していたらサンドイッチが出てきたような感じの作品。悪くはないのですが、全体的に関係性の描写が薄かったです。
似てる俳優二人が・・・
少人数ながら冷酷かつ完璧に仕事を決める強盗団。情報網も徹底していて警察が介入する隙も与えやしない。「30秒フラットで高飛びできるように身軽でいる」という金科玉条を仲間にも徹底させている。一方のロス警察刑事もワンマンであるかのようだが、情報合戦には長けている。そして、二人の似ている俳優アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが激突する!激しい銃撃戦の迫力もさることながら、この二人の心理戦も見事に表現されている。
あまりにも長すぎる映画なので、途中ボーっとしてたら、パチーノとデ・ニーロを間違えてしまいそうになる(笑)。余計なシーンはいっぱいあるが、特にロレーン(ナタリー・ポートマン)の自殺未遂なんて必要ない。終盤の逃走シーンに緊迫感がなくなってしまった。銀行強盗のところまではすごかったです。
マイケル・マン監督ならではの作品!
シブカッコいい
90年代最高の映画の1本
まさに夢の共演。
男の映画
男
呆気ない最期…
戦争ものとかヤクザものは苦手なので、どんな映画かわかってたら観なかったけど、レビューがなかなかよかった(笑)。
でも、カッコいいおじさんが観たい人ならウケるのかな?昔、「アランドロン➕アルパチーノよりあなた」ってヒット曲があって、アルパチーノってどんだけカッコいいねん?と思いながら観てたけど、やっぱり女が観ると、妻や愛人の役に感情移入しがちかも。
まぁしょうがないか。どんなにイケメンでも、ギャンブルばっかで働かない、甲斐性なしのニート亭主より、ちゃんと定職就いて真面目に働く人の方がいいに決まってるよな。
まぁ、娘があんな事態になっても仕事を取る夫なんてどうなの?とは思うけど、昔はあんな作品たくさんあったなぁと、ノスタルジーに浸りながら観てました。…全くまとまりのない感想、作品に対する思い入れもその程度ってことで…。
二人は格好良いけど・・・
渋いけどコミカルで重厚。アル・パチーノ。
ネットで視聴(英語字幕)
だれ、この上手な俳優?
渋いけど、コミカル。
コミカルだけど重厚。
敵役のロバート・デ・ニーロに負けない存在感、というか、デ・ニーロを食っている。
テレビで活躍している軽いノリお笑いタレントが、その演技力を見込まれて映画俳優に抜擢されたのだろうか、とか思って見ていたら、アル・パチーノだった。見終わってクレジットを見て初めて知った。お恥ずかしい話。
そもそもアル・パチーノを主役として作られた映画なので、デ・ニーロを食って当然である。むしろデ・ニーロの健闘を誉めるべきか。
映画は面白かったのだが、会話はひねりが利きすぎていて難しかった。
といって英語の勉強のために2回目を見るのは、現在の気分としてはちょっと重たすぎるのでパス。
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