「自由を求める男の友情物語」パピヨン(1973) Kさんの映画レビュー(感想・評価)
自由を求める男の友情物語
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151分の長尺をまったく飽きさせず物語のなかへグイグイ引っ張って行くのは、さすが『ジョニーは戦場へ行った』の脚本家ダルトン・トランボ。ラストの何度も頷くダスティン・ホフマンの演技に泣かされます。
『猿の惑星』のラストのように監督フランクリン・J・シャフナーのワンカットで観せる演出が素晴らしい!隊列を組んで港へ続く道を進むと海と南米ギアナへ送られる船が見えるというカット、ギアナに着いたパピヨンの目線の彼方にボートが見えるカットなど。
ジェリー・ゴールドスミスのヨーロッパ映画を思わせる哀愁漂う美しいメロディの主題曲。何度観ても素晴らしい。
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