「実話ベース!?」パピヨン(1973) ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
実話ベース!?
クリックして本文を読む
凄すぎる話。どこまでが真実なのか。無実の罪を着せられて、劣悪な監獄、看守も最低な環境。脱獄失敗も、友を売らなかったせいで半年暗闇、食事も半分の独房。ゴキブリでさえ食べるという、この時点で気が狂い、人間崩壊しそう。再度脱獄成功、またもや金だけ取られ騙されるが、ハンセン病の住人に助けられ、無事島に到着したかと思いきや、ここでも追われる身。途中原住民の村で滞在するパラダイスのようなシーンがあるが、これは幻か?そこで得た真珠をシスターに渡すが、裏切られ敢え無く御用。またもや5年の独房送りに。出てきて頭真っ白、足もボロボロだけど、盟友ダスティン・ホフマンと再会。それでも脱獄を試み、一人断崖絶壁からヤシの実詰めた袋と共に飛び降りる根性、精神は恐ろしいというか、自由になりたい精神がすごい。普通なら諦める。シスターに自由になって何がしたいか問われた際にこれから考えると言ったのは本音だろう。ただ単に自由になりたい、それが生きる力だったのだろう。
コメントする