「【”夢か現か・・”悩める映画脚本家バートン・フィンクが執筆作のホテルで経験した不条理な出来事。ジョン・グッドマンの怪演が印象的でもあり、コーエン兄弟が世に認められた作品でもある。】」バートン・フィンク NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”夢か現か・・”悩める映画脚本家バートン・フィンクが執筆作のホテルで経験した不条理な出来事。ジョン・グッドマンの怪演が印象的でもあり、コーエン兄弟が世に認められた作品でもある。】
■1941年のニューヨーク。ブロードウェイで成功を収めた社会派劇作家、バートン・フィンクにハリウッドから声がかかる。
悩みながらもレスリング映画の脚本を書く契約を結んだバートン。
ロサンゼルスでも活躍を期待された彼だったがスランプに陥り…。
◆感想
・バートン・フィンクを演じたジョン・タトゥーロの変な髪型が印象的である。
ー ”ノー・カントリー”のシガーとは髪型は違えど、コーエン兄弟は変な髪型に拘っているのかな・・。髪型って、人格を表しているよね。-
・バートン・フィンクが、脚本を仕上げるために逗留したホテルの装飾が、スタンリー・キューブリックの”シャイニング”を彷彿とさせる。
ー 特に、最後半のチャーリー(ジョニー・グッドマン)が、殺人鬼ムートンだったと分かるシーンでの炎に包まれるホテルの回廊のシーン。-
<やや、難解ではあるが不条理映画としては、魅力ある作品。
コーエン兄弟が、世に認められるきっかけになった作品でもある。>
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