劇場公開日 1985年8月30日

「【PTSDに苛まれつつも、若き日の友情は続き、大空に羽ばたく。】」バーディ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【PTSDに苛まれつつも、若き日の友情は続き、大空に羽ばたく。】

2020年4月13日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

悲しい

知的

幸せ

 - 内容は有名であるので、割愛。-

 ・簡単にポイントだけ記せば、

 アル(ニコラス・ケイジ)と”鳥になって空を飛びたい”という相当変わった青年バーディ(マシュー・モディーン)のハイスクール時代からの友情がベース。

 ”ベトナム戦争”で傷ついた2人:アルは顔を、バーディは神経を・・。

 戦場を離れた二人。そしてアルにバーディを救って欲しいと連絡が入る。

 バーディはアメリカ軍の収容所で治療を受けていたが、鳥が羽を閉じているような格好で動かない・・。懸命にハイスクール時代の話をするアル。

 そして、漸く漸くアルにだけ昔と変わらない口調で話し始めるバーディ。だが、他の人には”話すことが無い・・”といって無反応。

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 バーディだけがPTSD(鑑賞当時は、こんな言葉はなかったが・・)なのではない、アルもベトナム戦争の被害者なのだ・・。(それは、アルがバーディに話しかけ続けているうちに判明する)

<二人の稀有で強い友情と、強い反戦の想いを込めた映画。
 若き日のマシュー・モディーンとニコラス・ケイジの演技も楽しみたい作品である。>

<1985年9月劇場にて鑑賞>

<その後、数度DVDにて鑑賞>

NOBU