「老いたらツラいよ、吸血鬼」ハンガー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
老いたらツラいよ、吸血鬼
スタイリッシュな娯楽アクションを撮るイメージのトニー・スコットが、アートでダークな実験的映画をデビュー作で、まるで兄のリドリー・スコット風味が漂う雰囲気が醸し出された感じ。
序盤から"Bauhaus"が登場し、それを見ているデヴィッド・ボウイって図にテンションも上がる。
ヴァンパイアの設定や世界観がイマイチ分かりずらいようにも、ラストはミイラと化した愛人たちによる復讐劇が、映像のLOOKもB級ホラー映画テイストに!?
一瞬、登場のウィレム・デフォーが「ラブレス」と「ストリート・オブ・ファイヤー」の中間的な不良の役で格好良い。
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