劇場公開日 1984年

「老いたらツラいよ、吸血鬼」ハンガー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0老いたらツラいよ、吸血鬼

2020年12月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

萌える

スタイリッシュな娯楽アクションを撮るイメージのトニー・スコットが、アートでダークな実験的映画をデビュー作で、まるで兄のリドリー・スコット風味が漂う雰囲気が醸し出された感じ。

序盤から"Bauhaus"が登場し、それを見ているデヴィッド・ボウイって図にテンションも上がる。

ヴァンパイアの設定や世界観がイマイチ分かりずらいようにも、ラストはミイラと化した愛人たちによる復讐劇が、映像のLOOKもB級ホラー映画テイストに!?

一瞬、登場のウィレム・デフォーが「ラブレス」と「ストリート・オブ・ファイヤー」の中間的な不良の役で格好良い。

万年 東一