「26年も前。SNSで出会った2人の本物の恋」(ハル) 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
26年も前。SNSで出会った2人の本物の恋
1996年。監督:脚本:森田芳光。
主演のふたり。深津絵里と内野聖陽が若い。
パソコン通信で知り合う(ハル)と(ほし)
グループでチャットがいつのまにか一対一のかけがえの無い“話し相手=相談相手)になって行く。
(ほし)がはじめ男性のふりをしてたり、
(ハル)の彼女が外国へ行ってしまって失恋したり、(ほし)にはしつこいストーカーがいたり、
(ハル)が(ほし)と同時進行で付き合ってた(ローズ)が、まさかの(ほし)の妹・・・
ショックだった!!
今ならSNSで知らない人とメールするなんて珍しくもないが、26年前は、最先端の
ネット黎明期だったんだ!!
パソコンの文章画面が半分を占める。
でもドラマティックだった。
ドキドキした。
応援してた!!2人を!
この映画、20数年前に観ています。
その時は内野聖陽を見て、なんでこの人が主役の(ハル)なの???
とても不満だった。
内野聖陽は今かなり好きな俳優だが、当時は(ハル)にはもっと甘いハンサムがいいな・・と思い込んでいた。
深津絵里さんが美しいこと!!
今とイメージが殆ど変わらない、美人で感じがイイ。
まさかこんなに感動するとは夢にも思わなかった。
森田芳光、最高!!
今晩は
今作を、劇場で観ていらっしゃったとは・・。
羨ましいなあ。
私、昨晩初めて鑑賞しました。
で、ショートスリーパーとは言え、今日はキツカッタですが、途中で鑑賞を中断できない面白さでした。
では。森田監督の早逝を改めて残念に思った作品でもありました。では。
コメントありがとうございます。映画の感動はその時代ならではの環境を背景に形づくられますが、それは時代が変わっても見る側の想像力を持って伝わると信じたいです。果たしてこの作品今の若い人にはどう伝わるか聞いてみたいです。