蜂の旅人のレビュー・感想・評価
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テオ・アンゲロプロスのイメージが変わった作品 政治的、社会的な内容...
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テオ・アンゲロプロスのイメージが変わった作品
政治的、社会的な内容を孕んでる事の多い作品群だが
この作品は違った趣になっている
娘の結婚を機に独り身になった男
養蜂をやっており各地を転々とする中
一人の女性と出会い旅を共にする事になる
この作品では人と人、家族、男と女をテーマにしてる感じ
結局彼が大切にしてきたものは何だったのか?
娘を見守る父親のように接したりしていたが
女がセックスをする姿に欲情し始める
別れた妻のもとに行っても解決せず
女と性欲に身を委ねても何も解決しない
そんな人間の生活の無情さが描かれてる
大切だった養蜂の巣箱を壊し一人打ちひしがれる姿は惨めだ
それでも、誰かを必要とする人間の宿命のような物を感じた作品だった
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