劇場公開日 1981年9月12日

「【昭和の香り漂う、落語家の二枚目を主人公にした青春群像ラブコメディ。40年前は、ノンビリしていたんだね。秋吉久美子さんのエロティックさは不変です。】」の・ようなもの NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【昭和の香り漂う、落語家の二枚目を主人公にした青春群像ラブコメディ。40年前は、ノンビリしていたんだね。秋吉久美子さんのエロティックさは不変です。】

2022年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

幸せ

ー 年齢的に、初鑑賞であるが、好きだった森田芳光監督の劇場初公開作品という事は、知っていた。-

■古典落語の修業に励む二ツ目の落語家・志ん魚。
 23歳の誕生日、初めてソープランドに行った彼は、ソープ嬢のエリザベス(秋吉久美子)と引かれ合う。
 そんなある日、志ん魚は女子高の落研部員・由美と出会い、割り切れない気持ちのまま両方とデートを重ねるように。

◆感想

・とにかく、40年前の映画なので、知っている俳優さんは、尾藤イサオと秋吉久美子と、異様に若いでんでん位である。
 あとは、チョイ役で、内海桂子、好江師匠と、小堺一機と、ラビット関根位である。

・ストーリーとしては、特に大きな抑揚がある訳ではなく、落語を愛する2枚目の志ん魚が、エリザベスと、女子高の落研部員との間で、モヤモヤした気持ちを抱える姿と、先輩、同僚の落語家たちの姿が描かれる。

<何てことはない映画ではあるが、何だかホンワカしてしまう作品。1981年と言えば、バブル直前だった筈だから、世間的にも大らかな空気に包まれていたのかな、と思った作品。>

落語家の卵を主人公に、ありふれた青春の断片を軽妙なタッチでつづった青春コメディ。コサキンのふたりや名脇役のでんでんなど、若かりし頃の大物芸能人の姿も楽しめる。
ストーリー

NOBU