ニューヨーク1997のレビュー・感想・評価
全35件中、1~20件目を表示
世界観が素晴らしすぎる
マンハッタン島が刑務所となった世界。島内に不時着した大統領を保護するため、政府は伝説的軍人のスネークを島に送り込む…。
ジョン・カーペンター監督作品。設定も世界観も最高だが、物語展開はかなりローテンポ。でも世界観だけでお釣りが来るくらいの作品です。
カッコいい!
犯罪者の親玉の車がカッコ良かった。
フェンダーミラーが2つともシャンデリアみたいになってたし、室内にはミラーボールが付いてた。
メタルギアの続編でこれを模したクルマが出てくるのも時間の問題だね笑
スネークと呼べ‼️
西暦1997年。犯罪者たちが支配するニューヨーク・マンハッタン島に大統領を乗せた飛行機が墜落。無法者スネークがその救助に向かう・・・‼️やはり今作はカート・ラッセル扮するスネーク・プリスキンのキャラですね‼️長髪に無精髭、左眼を覆うアイパッチという絵に描いたようなアウトロー・スタイル‼️バットを相手の首筋にぶち込む戦闘スタイル‼️そして権力を嫌う孤高の存在‼️ウーン、カッコいい‼️そんなスネークが、荒廃し闇に包まれたマンハッタンと、その地下道からわらわらと現れる得体の知れない犯罪者たちと戦う、スピード感あふれる99分間‼️ホントにストイックでスタイリッシュでクール‼️荒廃したマンハッタンの雰囲気を盛り上げるダークな映像と、ジョン・カーペンター監督自身による音楽もスゴいです‼️
「プリスキン」「スネークって呼びな」
ジョン・カーペンター監督作品。
あとはもう分かるよね?
【ストーリー】
1997年、ニューヨークは荒廃し、犯罪発生率が400%を超えた。
マンハッタン島はコンクリートの壁で封鎖され、地区一帯を「ニューヨーク刑務所」として、凶悪犯をその中に集めていた。
州政府は島をなかば放置し、内部は暴力の支配する無法地帯と化していた。
核戦争の幕引きをはかる米中ソサミットのため移動中の大統領機が、そのマンハッタン島に墜落、救出部隊が出動する。
ビーコンを追って発見した脱出ポッドは空で、事件を引きおこした犯行グループのメッセンジャーは、切り落とした大統領の指を見せる。
この墜落は、島内の囚人たちによるテロであった。
要求は、周辺の武装警備部隊の撤退。
警察本部長のホーク(リー・ヴァン・クリーフ)は、収監予定の元特殊部隊テキサスサンダー隊員の、スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)を島内に送りこみ、大統領の救出と政府の極秘資料が封入されたケースの回収を命じる。
スネークが逃げぬよう、遅効性の致死毒を注射し、22時間以内に、ミッションを完遂せよ、でなければ、お前は死ぬとおどす。
「帰ったら、お前を殺してやる」
移動用グライダーに大量の武器を積み、スネークは夜のニューヨークへと侵入した——。
懐かしくてつい見ましたけど、やっぱり面白いですね。
画面古いけど、カメラかキャラクターかストーリーがずっと動いているから、退屈しない。
スネーク役のカート・ラッセルはいい筋肉してますし、眼帯も似あっててアイコンとして優秀。
アクションも、よく見ると多くの場面で実銃使ってて迫力満点。
スコープとサプレッサ付きのMAC10とか、珍しい武器も見られます——スコープのマウント位置、そこであってる? サイトめっちゃゆれない?
冒頭の音楽、シンセサイザーのリズムとメインのメロディがちょっとズレてて、そういやカーペンター監督、このころは音楽も自前だっけと思いだしたり。
全体音が軽くて、重たい色調の画面をポップに味つけしてて、なんか監督かわいくなっちゃう。
この映画の影響ってすごくて、ゲームデザイナー小島秀夫監督の『メタルギア』または『ソリッドスネーク』のシリーズの主人公がモロに「スネーク」だし、士郎政宗も『アップルシード』の三巻のSWAT訓練シーンでまんまのキャラに、「聞いとるのかプリス!」「スネイクって呼びな」なんて会話をさせてます。
士郎政宗といえば、自身で監督したOVA「ブラックマジック・M66」のカメラワークや音楽に、ずいぶんとこの作品の影響が見られます。
続編は『エスケープ・フロム L.A』
見たはずなんですけど、記憶がまったくないんですが……。
アイ・ラブ・ニューヨーク❤
あの事件を引き起こした奴らはこのB級映画見てんじゃない?!
演出も脚本も破綻している。偶然、あの事件がこの映画を過大評価させたと思う。
ニューヨークに不穏な気配は無い。
家賃が安いなら何時までもいたかった。
大統領救出作戦
サミットに向かう大統領専用機がテロリストにハイジャックされニューヨークに墜落寸前、大統領だけは脱出ポッドで逃れるがマンハッタンは犯罪者集団の支配下、ギャングに捕らえられた大統領を元特殊部隊の隊員で銀行強盗の犯罪者スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)が無罪放免を条件に24時間以内に大統領を救い出す作戦に参加する。警察はスネークが裏切らないように体内に時限爆弾のカプセルを打ち込む、まあ、これは残時間を表示して緊迫感を盛り上げるためなの演出だろうが凝り過ぎ、同様にマンハッタンを塀で囲んで刑務所にするという設定も理解不能、ラストシーンでエネルギー問題を解決する核融合の解禁を録音したカセットテープが音楽にすり替わっていて困惑する大統領、したり顔のスネーク、大統領は生きているのだからテープでなく自分で語ればよいでしょう。
まあ、アクション映画と言うことは分かるがニューヨークを巨大刑務所にするなど設定が荒唐無稽すぎるし、なんでそんなに犯罪者が増えたのかの説明もない、ジョン・カーペンターの作家性が強すぎて難解なフィクションでした。
孤独な主人公のクールさに痺れる、傑作SFアクション映画──
ジョン・カーペンター監督らしい、B級感がたまらなかったです。
まず冒頭のテーマ曲から最高。
独特なリフがクセになってしばらく頭から離れなかったです。
同監督が曲を担当した『ゼイリブ』、『ハロウィン』のリフとは少し違い、複雑なメロディであるところもまた良い。
あとはやはりカート・ラッセル演じる、主人公スネーク・プリスキンのクールさ。
めんどくさそーな、だるそーな表情をしながらも、なんだかんだ大統領救出を成功させているところがカッコいい。
それからアクションも素晴らしい。
銃声とかB級感丸出しなのですが、そこがまた良いのです。
良くなかった点は、後味が悪かったところ。
ラスト、スネークと大統領のやり取りが締まり悪い。
結局中盤で出会った仲間は全員死に、大統領だけ助け出し、その大統領からは「多くの人が死んだが、それは名誉なことだ」みたいな風に片付けられて、なんだか腹立たしかったです。
まぁ、そのなんとも言えない後味も、この作品の魅力なのかもしれません。
スネークカッコよすぎなんよ!
よかった
大昔月曜ロードショーで見た時が一番面白かった。その後何度か見ているけど、毎回けっこう退屈する。今回は夜中の上映だったのでウトウトした。キャラがすごく魅力的で雰囲気も素晴らしいのだけどスリルが全然ない。
眼帯ヘビがキメるぜ!
近未来1997年!
…時代は25年も過ぎ、劇中のような“監獄ニューヨーク”にはならず。
某国の軍事侵攻は現実だが…。
ジョン・カーペンター監督1981年の作品。
アメリカの犯罪率が上がり、NYマンハッタン島が丸々凶悪犯専用の“巨大刑務所島”に。大統領専用機がテロリストにハイジャックされ、同島に墜落。大統領が囚われてしまう。政府は、収監予定だった元特殊部隊の男スネークに大統領救出を命じる…。
この時すでに代表作『ハロウィン』を大ヒットさせ、“その筋”では人気監督になっていたカーペンター。手腕を存分に発揮。
これぞ王道B級活劇!
無法地帯、ビジュアル立ってる悪党ども、そしてクールな主人公…。
近未来NYを舞台に、カーペンターが『マッドマックス2』路線を狙った…?(奇しくも両作共、1981年作)
いや寧ろ、その後の作品にも影響。見てたら、『新感染半島 ファイナル・ステージ』はゾンビだが、舞台設定なんか非常にクリソツと思った。
この手のジャンルの立派な名作!
カート・ラッセルの当たり役、片目眼帯の漢スネークがやはりカッコいい。クールでニヒル。THEアウトロー!
たった一人で乗り込む。…って言うか、たった一人!? 援護部隊とかナシなの!?
一応、現地に協力者。アーネスト・ボーグナイン演じるタクシー運転手はナイスキャラ。が、ハリー・ディーン・スタントン演じるブレインは100%信用出来ない。
アイザック・ヘイズ演じるNYを牛耳るボス、デュークは拉致した大統領を射撃の的にする鬼畜!
が、本当の鬼畜はリー・ヴァン・クリーフ演じる警察本部長かもしれない。
スネークに大統領救出を課した張本人で、スネークの身体に超小型爆弾チップを仕込む。タイムリミットは24時間…。
もし、過ぎれば…。
スネークの方がまともに見えるくらい。「戻ってきたらお前を殺す」…スネークがそう言うのも無理はない。
銃撃戦や肉弾戦。
囚人観衆が盛り上がる中、リングの上でザ○ギ○フみたいな奴とデスバトル。
何とか大統領を救出。が、それで任務終了ではない。ブリッジを超え脱出するまで仕込まれた爆弾のカウントダウンは続く。もう目前…!
命の危機と敵襲撃。
低予算故、時々所々チープではあるが、アクションの見せ場はふんだんに。
一種の“限定空間アクション”として、カーペンターの隠れた傑作の一つ『要塞警察』をも彷彿。
名曲と誉れ高いカーペンター自身が手掛けるシンセ音楽もクール!
脱出成功。任務を終えたスネークは大統領に問う。
あなたを救出する為に死んでいった者に対し、どう思うか…?
尊い犠牲だ、と大統領。
民主国のトップの言葉ではない。独裁者の言葉だ。
演じるはドナルド・プレザンスだもの、一癖はあるわな…。
警察本部長に大統領…こんな偽善者奴らの為に、犠牲になった者がいて、自分も血を流した。
死と隣り合わせで何の為に闘ったのか…? 殺す元気も無い。
が、殺しはしなくとも、重要な“ある物”をもみくちゃに。
吸っていた煙草を投げ捨てると等しく。
最後の最後にキメたぜ、スネーク!
このスタイルが好き
【”伝説の傑作SF映画として語り継がれる”映画だそうです。”40年振りに大復活!”だそうです。40年前の作品ですが、クオリティーは十分に高いです。】
ー 「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ2022」 にて鑑賞 -
■1997年、ニューヨークのマンハッタン島は巨大監獄に改造され、多くの囚人が放たれていた。そこにハイジャックされた大統領専用機が墜落し、大統領はギャングに捕らえられる。政府は強盗の罪で収監予定だった特殊部隊出身の独眼の男、スネークに大統領救出を命令する。
・カート・ラッセル演じるスネーク・プリスキンが動脈に22H後に爆発する、薬液を注入され、大統領をリー・ヴァン・クリフ(SF映画にも出ていたんだね。西部劇のイメージが強くって、何だか新鮮。)演じる警部ホークに大統領を救出しろ!と言われる場面。
スネーク・プリスキンがホークに言った言葉。
”俺は、プリスキンではない、スネークだ!”
・で、何とか大統領を無事に救出して、ホークから”俺と組まないか?”と言われた時に、言った言葉。
”俺は、スネークではない、プリスキンだ!”
大統領に言った言葉。
”アンタを助けるために、何人死んだ。どう思う・・”
- 格好良いし、台詞一つで、プリスキンの変心を物語る巧さよ。-
<ジョン・カーペンターの「ザ・フォッグ」でも書いたが、99Mの尺で、キッチリと話しを纏める脚本の出来栄えに驚き、「ザ・フォッグ」でも、重要な役で出演していた元奥さんのエイドリアン・バーボーが魅力的だと思った作品である。
今作も、40年前の作品なんだよねえ・・。クオリティーが高いなあ・・。>
まあまあの映画
『JOHN CARPENTER RETROSPECTIVE 2022』にて鑑賞。初見。
今回のシリーズ3作品の中で一番期待をしていたんですが、今ひとつスリルに欠けたかな…という印象です。…この手の作品は、色々見過ぎて目がすっかり肥えてしまったんでしょうね(笑)
ちなみに、敵役のボスにアイザック・ヘイズが扮していますが、サウンドトラックは、ジョン・カーペンター監督自身です…この人は、音楽も自分で作りたいんでしょうね(笑)
どうせなら、アイザック・ヘイズに任せれば良かったのに(笑)
*テロリストにハイジャックされた"エアフォース・ワン"が、マンハッタン島の高層ビルに体当たりしますが、その場面は流石にカットされていた?
*3作共通パンフレットは1300円也。昔懐かしいVHSビデオ用パッケージを思わせる、立方体の紙箱に入っています。ポストカードが15枚ぐらい?入っていて、肝心の解説は"かなり"少なめです…なんでやねん!
メタルギアファンが視聴
全35件中、1~20件目を表示