「 屋外映画上映会の経験がいくつかあって懐かしい。母親は、主人公が子...」ニュー・シネマ・パラダイス てつさんの映画レビュー(感想・評価)
屋外映画上映会の経験がいくつかあって懐かしい。母親は、主人公が子...
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屋外映画上映会の経験がいくつかあって懐かしい。母親は、主人公が子どもの頃は映画館に出入りをすることに反対していたのが、再建されて映写技師として給料をもらうようになったら賛成するようになったのかな。最後に戻ってきたときには息子の思い出の品や写真を取り置いていた。恋は擦れ違いに終わって残念だった。恩人の映写技師は、自分の死に目を主人公に知らせまいとしたが、活躍ぶりは知っていたのだろうか。
小倉昭和館の営業再開のオープニング上映作品に本作が選ばれた理由がわかった。どちらも火災からの復活を遂げたことである。ただ、運営者の成長を描いた経過を描いた作品としては、広島の『鯉のはなシアター』でも肩を並べられると思われる。小倉昭和館の運営者を描いた作品として、『映画の街・北九州』の存在を知った。福岡の中州大洋劇場の運営者を描いた作品も観たいものだ。
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