2001年宇宙の旅のレビュー・感想・評価
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SFバイブルを初見で
実はSF好きなのにこんな有名な作品を観ていなかった。それが良かったのどうか、考えにあぐねる内容。もう自分が粗筋を述べる作品ではないので、単純に感想だけ述べるが、所謂観念映画。フェリー二、リンチ等といった名だたる芸術監督の一人である、スタンリー・キューブリック作品だからと許せる内容なのだと思う。人間、作り続ければ権威を持ちうるということを端的に表現してみせた、或る意味『金字塔』なのだろう。この作品に意味を見出すこと自体、無意味。観続ける内に、黄泉の国からの使者が眠りへ誘うことも又、監督の演出なのかも知れないと勘ぐる程の、宇宙そのものの静けさを称えた運び、まさしくキューブリック。
評価5の映画史上最高傑作10選+α
観るべき
別格
話は意味分からない。いろんな考察読んでみたけど、読めば読むほどどうでもいいわってなる。ストーリーなんてほんとうにてんで意味ない、どうでもいい。
それほどまでに映像が別格。
1968年?年代見て改めてたまげました。今上映しても全く問題なく通用するセンスだ。2001年なんてとうに過ぎてるのに……。
ていうか、今上映しても全く問題なく通用するセンスが、1970年そこらでも評価されることがむしろすごいな。やはり普遍的に価値を持つ才能、表現って、存在するってことなんだろうなあ。
宇宙空間の美しさは言うまでもなく、機内のメカニックやモダンアートじみた独特のセンス、すばらしいです。
個人的には、HAL9000のおそろしさが一番印象に残った。つい最近、アンドロイドが人間に反逆する映画があったけど、それより全然怖かった。これぞ近未来って感じのおそろしさがあった。2016年に思い描く近未来は、リアリティがあるから逆にあまり怖くないのかな?
私はスタンリー・キューブリックはフルメタルジャケット以外は特に好きじゃないんだが、この映画を観て改めて、普通じゃない人間だと思った。
はっきり言います。この映画は退屈です。ただし
なんですかこの映像と音楽は
美しい
いつまでも現役のままです
40年前に撮られた?信じられません
今は撮影技術が進歩したおかげで監督の腕前がかなりごまかされているように思います。残念です
それに比べて彼の才能は非凡
そしてはっきり言います。この映画は退屈です
しかし 退屈≠つまらない
ただ時間の流れがsuper slowなのです
この映画を見る前日は充分に睡眠をとってください
この映画を批判する人はたいていアクションやサスペンスといった、スリルや話のオチにどんでん返し、100%誰にでもわかる答えがある映画が好きなんだと思います
当てはまるなーって人はみないでください
どれも当てはまってませんから。
アメリカ映画
監督 スタンリー・キューブリック
出演者 キア・デュリア
ゲイリー・ロックウッド
ダグラス・レイン
公開日 1968年4月6日 (米)
1968年4月11日(日)
●ある意味、ぶっとんだ芸術作品
2001年は過ぎ去ったが…
自信が無きゃ作れないよ。こんな映画。
これがSFか…
今みても
映画を見ただけでは意味不明
SF界の金字塔
類人猿から人類、そしてその先へ。
進化し続ける我々が科学の力と共生し、どうなっていくのか。
非常に興味深いのですが、似たような絵面がずっと続くので飽きるというか、言うならば退屈。解説少ないので何が起きてるのか分かりづらい。まぁ、それは私がキューブリックのことをあまり知らない(シャイニング、フルメタルジャケットしか見たことがない)し、クラークが書いた小説版の2001年宇宙の旅を読んでいないので仕方がない。私が悪いですね。
でも、この映画の凄みは視聴者に何だこれは?と思わせた作品であるということだと思います。最近の映画では能動的に映画を観れる作品は少なくなったと言われていますが、これは真逆。色々考えることがあります。今一度、知識を取り入れ見てみたい作品でした。
キューブリックの演出は おぉ!と思う箇所があって映像も素晴らしくこれが1960年代に作られたことを考えてもやはり名作なのでしょう。
HAL怖すぎ。。。
小さい頃、うっすら見た記憶がトラウマになっていたこの作品。
なんか音楽が怖くてぞっとしていたような……でももう大学生、何も怖いものはないはず。そう思っていられたのもあの不気味なコンピュータが出てくるまでだった。
第一幕は僕たち人類の祖先たちの生活で、縄張り意識や骨角器の使用があり、うーんどこが宇宙なんだろうと感じてたら、いきなり真っ黒の四角形がボーンと出てきて終了。アーム。。
第二幕は、調査員が月に奇妙な磁場を発見し、探査するとまたあの黒いやつがドーン。うーんなんだこれ。。
そして第三幕。もうHALが怖いのなんの。あの囁くような声も全てを見ているかのような赤いランプ(実際、驚異的な観察眼として機能)も簡単に船員を殺していくことも、おそろしや。インターステラーでTARS CASEなどの素敵な思考能力をもったコンピュータを見ていたので余計に戦慄してしまう。
最終幕で一気に引き込まれた。船長が謎の部屋に入るところから、後のシャイニングでもあった「見えないところから何が出てくるのか?」というおそるおそるの好奇心を誘う絶妙なカメラワークはキューブリック監督の味だろう。最後の大きな胎児は僕には新たな星の誕生に思えた。進化の裏には必ず淘汰があり、進化の過程は輪廻する。そんな風にも感じた。
劇中に出てくる細かい機械にも驚いた。比較してばかりだがインターステラーでも重要なキーである宇宙ステーションは現在のものと寸分違わぬ見た目だった。1968年制作であるのに、この正確さ。キューブリック監督は当時NASAに30年先の技術を教えてくれとせがんだという。彼の完璧主義がよくうかがえる。
いろいろ感じるものはあったけれど、初見(幼き日を除く)で全てを理解するには刺激が強すぎた。すこし引いたとこに身を置いてもう一度見たいと思う。
最後に、HALよ、どうか誤解しないでくれ、僕は決して君の判断を疑ったりしていない。君は大事な僕のクルーだからな。
映像美とスケール感
SF史上最高の不朽の名作!!
難解な映画と言われてますが、それぞれ好きなように感じとって良いのだろう。原作を読んで益々そう感じました。
また公開の年代を考えると映像の美しさは超が付くほど素晴らしいと思います。
大画面で見るべき映画の一つだと思います。
宇宙の旅 心の旅
やっぱ…
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