劇場公開日 2018年10月19日

2001年宇宙の旅のレビュー・感想・評価

全186件中、141~160件目を表示

5.0IMAX最高 総合芸術

2018年10月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

2018/10/19 IMAX鑑賞:
欲しかったのはこれです。この迫力、没入感。シネラマが無くなってから忘れてかけていた、”求めていたもの”はこれだった。
クラークの小説も読んでます。”2010年”も見ています。
でも、見たかったのはこれだと思わせてくれる。

2013年上映時レビュー:
久しぶりに映画館で2001を見た。
シネラマサイズでなかったのが残念だが映画館で見る価値はある。
初公開で見て以来長い年月の間にたまった解釈と薀蓄が久しぶりの鑑賞の邪魔をする。
久しぶりに見たからといってこんな事になる映画はまずないだろう。
映画に入り込むまで時間がかかった。
45年たっても後を引く映画はやはりただ者ではない。絶えず新たな発見を与えてくれる。
おそらく前回見たときは自然だったものが新たな違和感/発見となってくる。
当時見たTV番組もそうだけどあのころ思い描いていた未来が懐かしい。
また何年か後に見たいもの。

+5年 2018/10/11国立フィルムアーカイブで70mm鑑賞:
機材、技術が移り変わる中、70mm上映を実現させた人々に感謝します。やはりシネラマの迫力がないのが残念ですが、開幕前のオバーチュアから始まり、インターミッション、閉幕後の音楽まで再現。ストーリーを追うだけではなく、総合芸術を目指したキューブリックの思いを実現していました。

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HigeKobo

4.5琴線に触れる。

2018年10月14日
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鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

知的

難しい

寝られる

意味がわからないだとか名作だとか寝ただとかという感想を聞いたことがある今作。
どの感想にも納得しました。とても人を選びそう。
セリフが少なく、画面が静かにゆっくり動くので眠い時にはオススメできません。

言葉ではなく映像で理解させようとする作品。
そのためラストは特に難解。このような映画は、他の人の解釈や感想を読んで理解を深めたり新たな発見ができたりと、鑑賞後も楽しめるので個人的には好きです。
わからないからつまらないで終わってしまうともったいない、是非調べて知って欲しい作品です。
しっかし、こんなに映像で魅せられた映画は初めて。芸術作品とも取れるほど。

内容としては、高次元の知的生命(黒い直方体。モノリスというらしい)に導かれた人間の進化(現人類からの超越)を描いています。

宇宙や宇宙船の表現がとてもリアル。今見ても古臭さを感じません。静かでゆっくりとした映像が宇宙のイメージと合っています。
それを退屈に感じる人もいるかもしれませんが、白、黒、黄色、赤といった色のコントラストとその配置がとても美しく鮮やかで、見ていて飽きさせません。

しかもこの映画、アポロ11号が月面着陸を達成したとされる年の1年前、1968年に公開されています。これには驚き。
作中には今では当たり前となったテレビ電話やタブレット端末、会話やチェス対戦ができるAI、HAL 9000(ハル)が登場します。
先見の明がすさまじい…!

そのハルが起こす一波乱。映像と音のみでの演出が恐ろしく良かった。
更にその理由やセリフがとても私好み。AIに感情は生まれるのでしょうか。
今作で一番感情移入できたのがこのAIであることも興味深い点です。

この映画から着想を得たり、参考にして作られたSF映画は多そうですね。最近ではインターステラーとか。

不思議で美しい映像体験。
古い映画なのに今までにない新しい感覚。
琴線に触れる映画です。

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きーとろ

4.52001年宇宙の旅

2018年9月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

ディレクターが芸術的なインスタレーションに似たあらゆるシーンにもたらすディテールの感覚に私は驚いた。シーケンスショットは宇宙のように冷える。トラベリングはゆっくりと美味しく、小さな人形のように宇宙で英雄を回します。これは感覚的で形而上学的な経験を生み出すサウンドトラックに理想的です。いつものように演出家が知的に提起した質問に明確な答えを与えることなく、私たちの脳は複数のトラックを探検することができます。この長い最後のトンネルは、それがCarlコンピュータの究極の夢だろうか?多分。またはそうでないかもしれません。いずれにしても、映画にはただひとつだけ知っている人の謙虚さがあります。彼らは何も知らないのです。我々が作ることができる唯一の苦情は、コンピュータが外出を拒否するスピードです。この中心的な部分は、映画の熟考的で綿のような側面を考えると、少し薄くなっていました。しかしそれはまだ壮大で催眠的な光景であり、幸いにも宗教を通過することなく生命の起源についての本質的な質問を私たちに求めます。私たちに先行していたかもしれないこの黒いモノリスは、無生物に魂があることを証明するものでしょうか?多分。またはそうでないかもしれません。

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Fayçal

4.5なぜか夢中になってしまう映画

2018年9月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

キューブリック作品は本作が自分にとって4作目。非常に興味深い作品であった。
ストーリーは完全に理解することはできなかったが、"モノリスによる人類の進化と人類のモノリス探索"を描いたもの。
ラストシーンは正直、何を表現したかったのかよくわからなかった。でも、謎にあの世界に引き込まれるのはキューブリックの演出と壮大なスケール且つリアリティ溢れる描写があったからである。鑑賞後もかなり考えさせられる映画である。でも、理解できなくて消化不良の感じがあっても満足できるのがこの映画である。何か鑑賞中に異世界に行ったような変な感覚に陥ることができるからである。キューブリックの演出はやっぱり変態的で面白いなと感じる作品だった。
SF映画はあまり得意ではない私がかなりのめり込んで鑑賞できたので、SF嫌いな人でも楽しめるはず。他のキューブリック作品が好きな人は絶対楽しめるはず。

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ジンジャー・ベイカー

5.0半世紀経っても未だに最前衛、最先端

2018年5月29日
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鑑賞方法:映画館

キューブリックの後継者を自認する、クリストファー・ノーラン監督によるレストア版をIMAXで、しかも日本一の映像を誇る109エキスポシティで観賞
キューブリック監督の意図したであろう映像表現に21世紀に生きる我々が一番近づける方法で観賞する事ができました
本作公開より50年も経つのに、全く古さがない
未だ最先端、最前衛の映像表現と音響体験でした
IMAXの大きなスクリーンに投影される映像のクオリティ、そして肉体が共振する程の音響の効果がフルに発揮され、本作の特別な体験に没入することができ、大きな満足感を得ることができました
本作を超える映画は半世紀経過してもなお、未だにないとの再確認となりました
本作の解釈は過去50年され尽くされたかと思いますが、それでもなお現代的であり、21世紀になってHAL実現に近づいて来た現代でこそ重要性を増して来たと言えるでしょう

自分なりの解釈としては、モノリスは知能を促進させて木星近傍にあるスターゲートに越させる為のもの
冒頭の真っ暗な中で音楽が鳴るところから映画は始まっており、地球の誕生、MGMのロゴで有機質の誕生、メインタイトルで生命体の誕生、ここまでは暗転毎に数十億年が経過する
その後アフリカの太古の平原のシーンとなり、そこからは暗転毎に数万年から十数万年経過する
数万年、十数万年経過しても見た目はほとんど変化がない
しかし良く見てみると類人猿達が次第に集団を形成し、家族の萌芽が見えたりしていく進化の過程が伺える
いつしか水溜まりという資源を巡り集団間で威嚇程度ながら闘争も起こる
そして、ここにモノリスが出現することにより知能が急激に加速され、類人猿の集団間の闘争が一気に武器を使用したものになる
そう、放り投げた骨が衛星軌道上の核攻撃衛星に変貌するのだ
暗転毎の数万年の区切りでみれば、あの類人猿の姿からそこまでは一瞬のことなのだ
そして月の地下に隠したモノリスを見つけ出せる知能を持ったならば木星に来るように促している
それ故に類人猿は骨を宇宙に向けて高く高く放り上げるのだ

そして、木星に辿り着く事が出来るのは、人類なのか、人工知能なのかの闘争が行われるのが後半の物語だ
つまり、どちらの存在がより高次の存在に進化できるのかをかけた闘争が行われる
その意味では類人猿の集団同士の生存闘争と何ら変わらない
故にインターミッションは、類人猿間の闘争から、人類と人工知能との闘争の段階に至ったとの区切りとしてそこに入れられているのだ
その闘争が必然であり不可避と気づいたのは人工知能側であり、人類はその闘争の意味すら理解できていなかった
しかし、その戦いに人類は勝利をおさめる
HALの論理回路は光素子による透明な平たい直方体ブロックなのだが、モノリスを連想する形態ではなかろうか?

ロココ調の豪華な部屋はボーマン船長かHALの記憶を漁った五つ星のホテルを模したものだろう
何故なら宇宙ステーション内のヒルトンのロビーのシーンを見せることで、白い床は宇宙のホテルの記号であることを印象付けようとしているからだ
そこでは最早時間が観測者による客観性を失い、到着したボーマン、孤独にその部屋で暮らすボーマン、独り死に行くボーマンがそれぞれが同時に存在する
その量子的ゆらぎの有り様を白い部屋で表現したものだろう
スターチャイルドは、より高次の知性体に進化した存在は我々にはそのようにしか表現ができない世界だからあの胎児の姿で表現されているのだ
故に昔から言われるようにディスカバリー号の形は精子を模しているのだ
では卵子はどこか?
それはスターゲートを分け行った奥の奥に有ったあの白い部屋だ
もちろん子宮の内部であることを示している
そう、だからスターゲートは二つに左右か上下に別れているのだ
そこに左右に分け入り突入して我々はその先のより高次の存在へと受精して進化を遂げるのを目撃するのだ

つまり生命の誕生からより高次の存在への進化の物語、それが本作のテーマなのだ
あるいは、稀有壮大な妊活物語とも言えようか

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あき240

4.0前々から気になっていたので鑑賞。正直言って訳がわからなかった。しか...

Rさん
2018年4月12日
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前々から気になっていたので鑑賞。正直言って訳がわからなかった。しかし美術や映像が斬新で新鮮な感じがして良かった。今からちょうど50年前の映画っていうのが凄い。小説を読んでもう一回見てみることにする。黒い石版と胎児が印象的だった。

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R

2.5偉大な作品であるとは認めるが…

2018年2月27日
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オッサン達が絶賛する前時代の名作映画は二通りに別けられる。
今の時代に初めて観ても文句なしに面白い文字通りの傑作と、当時だから評価されたが今観ても対して楽しさが見いだせない作品。
本作はどちらかと言えば後者寄りの作品だ。

素晴らしい点はいくつもある。CGを使わずに撮影したのがにわかに信じがたいシーンがたくさんある。どうやってこの映像をカメラに収めたのか。
また、あらゆるSF映画でコスられまくる恐怖の人工知能の原点・HALの魅力は今現在でもまったく色褪せていない。徐々に解体されながら、自我が消えていく恐怖を語るシーンはひと匙の憐憫の情とともに、ヒトの持つ意識の本質を問いただすようなおぞましさが感じられて非常に奥深い。その他、くそまずそうな宇宙食だの、安っぽい宇宙公衆テレビ電話だの、重力に逆らうための粘着靴だの、レトロフューチャーなカッコイイ小道具には終始ときめけた。

しかしながら、名作SF映画と意気込んで見始めると十数分は猿のごちゃごちゃを見せつけられ、謎が謎を呼ぶ展開からの意味不明投げっぱなしエンドには閉口せざるを得ない。ワクワクを感じられたのはHALが状況を引っ掻き回していた中盤くらいだ。

その後のSFに多大な影響を与えた金字塔であることに異論を挟む余地はないが、だからといって今みて面白い作品かというと決してそうではないのだ。

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ヨックモック

3.5これは

2018年2月20日
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知的

難しい

映画というよりも芸術かも。

前半の映像美、中盤のHALの不気味さ、後半の???

2001年は現実には遠い過去になってしまったけど、当時は凄い未来という感じは非常に上手く表現している。

が、ラストに近づくにつれ、意味が・・・(^_^;)

ある意味インパクトがある。

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REpower

3.5名作の理由

2018年2月17日
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鑑賞方法:VOD

この映画がSF映画の金字塔と言われるまでに評価されている理由には、様々なものがあげられると思うけど、例えばその一つとして、現代においても通用する圧倒的な映像美をあげることには誰も異論はないだろう。

2001年をとうの昔に過ぎてしまった今ではインテリアやコンピューターのUIこそレトロフューチャーなアナクロな印象を感じてしまうのは否めないけど、宇宙の広大さや、宇宙船や天体の造形は圧倒的な迫力を感じさせるものとなっている。

でも、この映画が今なお評価されている最大の理由は、そうした映像美にではなく、その難解さにこそあると思う。ナレーションやセリフを削ぎ落とした徹底した説明の排除。何が言いたいのかわからない。だからこそ、そこに様々な解釈の余地が生まれ、この作品に終わりのない問いを生じさせる。

セリフやキャプションで、様々な解説を与えることによって、娯楽作品として完成させることもできたかもしれない。でももしそうしていれば、これほど後世に影響を与える作品にはならなかったとも思う。

完結させないことで謎を残す。完成させないことで完成させる。人類とは何か。人間の精神とは何か。知性や意識が向かう先はどこなのか。終わりのない問いかけを自らに繰り返しながら、永遠の時間の中に放り出される。それはまさにオデッセイとしか形容できない宇宙の旅ともいえる。

映画自体はそうやすやすと面白かったと言えるようなシロモノではないけど、映画体験としてはやっぱり、レム原作のタルコフスキーのソラリスのように他に代わるもののない輝きを放っている。

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supersilent

1.5残念ながら、

2018年1月22日
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鑑賞方法:TV地上波

何度見ても私にはこの映画のよさがわかりません。

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MaK

4.0完全主義者の仕掛け

2018年1月21日
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鑑賞方法:VOD

知的

数十年ぶりに鑑賞。結構覚えてたが今回は見終わった直後に町山智浩の映画塾で解説動画みてみた。

んー…解説なしでわかる訳ねえ!!!
最初のシナリオでは、わかりやすい説明シーンや各パートにナレーション入れる予定だったが、全て無くして敢えて難解な映画にしたんだキューブリック!

全編にわたる美しい視覚効果、宇宙空間にクラシック、息づかいのみを響かせる演出など冴え渡る天才の仕事ぶりは流石の一言。今見ても古さを感じさせないというだけでも凄いことだ。

内容に関しては、何も知らずに観ると納得できないので、見終わってから解説は必須かなやっぱり。

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散歩男

0.5最低最悪の駄作

最低最悪の駄作。テンポが悪く、内容も空っぽ。

そして一番ひどいのはストーリーだ。たとえば作品中にある重要な謎があり、それを主人公が調べる話があるとしよう。しかし、最後にその謎を解明しないまま作品が終わったとしよう。ミステリーの解明を作者が放り投げるパターンだ。信じられないだろうが、作者に才能がない場合には、こういった現象が発生してしまう。こういうのを「投げっぱなしミステリー」という。この作品は、まさにこの典型例だ。

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0.5だらだら長すぎ➰

2017年8月27日
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映像は美しい。
この作品を創作しえた才能や感性は、我々凡人のそれを遥かに超越していると思います。
しかし内容は退屈。

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観駆念

5.0H∧L

2017年7月18日
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キューブリックは天才だね
68年の映画には思えない斬新さ。
内容も映像も奥が深い

猿が骨を放り投げるシーンから現代に映る描写は
進化の象徴として有名なシーン。
モノリスは力?として色々なシーンにでてくる象徴物だが、 劇的な進化を促すものもあれば、逆もあったり?
自分の生き様にも、モノリスがあらわれていた時があったかも?

博士が歌っていた曲を覚えていて
歌いながら停止していくハルのシーンは、本の描写の方が もっと哀しい、本当に哀しいシーン。 人間より、コンピュータのハルの方が人間らしいシーンだよね。

スターチャイルドは、ニーチェの「ツァラトゥストラ」を思い出した。
そういえば、曲も「ツァラトゥストラかく語りき」だね

ラクダ

獅子

新生児

大好きすぎる映画の一つです

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sayuki

3.0SFバイブルを初見で

2017年7月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

実はSF好きなのにこんな有名な作品を観ていなかった。それが良かったのどうか、考えにあぐねる内容。もう自分が粗筋を述べる作品ではないので、単純に感想だけ述べるが、所謂観念映画。フェリー二、リンチ等といった名だたる芸術監督の一人である、スタンリー・キューブリック作品だからと許せる内容なのだと思う。人間、作り続ければ権威を持ちうるということを端的に表現してみせた、或る意味『金字塔』なのだろう。この作品に意味を見出すこと自体、無意味。観続ける内に、黄泉の国からの使者が眠りへ誘うことも又、監督の演出なのかも知れないと勘ぐる程の、宇宙そのものの静けさを称えた運び、まさしくキューブリック。

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いぱねま

3.5ものすごい映画。

2017年5月22日
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知的

難しい

SF映画と言ったらこれ、芸術映画と言ったらこれ、キューブリックと言ったらこれ!って感じの映画です。
まさに映画というものそのものが塗り替えられたそんな映画です。

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ハワイアン映画道の弟子

5.0評価5の映画史上最高傑作10選+α

2017年1月11日
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2001年宇宙の旅
惑星ソラリス
ブレードランナー
未来世紀ブラジル
ミツバチのささやき
ブリキの太鼓
時計じかけのオレンジ
裸のランチ
ウンタマギルー
ナウシカ
もののけ姫
ストレンジャー・ザン・パラダイス
バグダッド・カフェ
ドゥ・ザ・ライト・シング

※わたしの評価の基準
期待通りで3、期待しすぎで普通でも3、期待せず予備知識もなく面白かったら3、それ以上なら4、それ以下なら2。
よっぽど酷いと1。
期待を裏切る良さがあれば4だし、完全に裏切られるほど期待を遙かに超えてたら5です。

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fuhgetsu

4.5観るべき

2016年9月20日
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鑑賞方法:TV地上波

はじめて観終えた時、予想を越えた謎展開に、置いてきぼりにされたかんじがして、ぽかーんとしてしまった。
原作も読んだし、解説なども目を通した。というか読まざるを得ない気持ちにさせられる。
長い映画なので、途中退屈した。
でも、とにかく宇宙が本物っぽくとれている。一貫して無音なところに宇宙船のシーンが冷たい印象があるくらいに淡々と流れていて、観ていて引き込まれる。
他のエスエフとは完全に一線を画している。

ハルが誤作動を起こしたとされる事件からの緊張感、宇宙空間というゾッとする孤独感、人智を越えた現象の美しくも気狂いしそうな映像。
すべてを体験した、と語れる非現実的な映画!!

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laika

4.0別格

2016年7月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

話は意味分からない。いろんな考察読んでみたけど、読めば読むほどどうでもいいわってなる。ストーリーなんてほんとうにてんで意味ない、どうでもいい。
それほどまでに映像が別格。

1968年?年代見て改めてたまげました。今上映しても全く問題なく通用するセンスだ。2001年なんてとうに過ぎてるのに……。
ていうか、今上映しても全く問題なく通用するセンスが、1970年そこらでも評価されることがむしろすごいな。やはり普遍的に価値を持つ才能、表現って、存在するってことなんだろうなあ。

宇宙空間の美しさは言うまでもなく、機内のメカニックやモダンアートじみた独特のセンス、すばらしいです。
個人的には、HAL9000のおそろしさが一番印象に残った。つい最近、アンドロイドが人間に反逆する映画があったけど、それより全然怖かった。これぞ近未来って感じのおそろしさがあった。2016年に思い描く近未来は、リアリティがあるから逆にあまり怖くないのかな?

私はスタンリー・キューブリックはフルメタルジャケット以外は特に好きじゃないんだが、この映画を観て改めて、普通じゃない人間だと思った。

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の

4.0はっきり言います。この映画は退屈です。ただし

2016年6月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

なんですかこの映像と音楽は
美しい
いつまでも現役のままです
40年前に撮られた?信じられません
今は撮影技術が進歩したおかげで監督の腕前がかなりごまかされているように思います。残念です
それに比べて彼の才能は非凡
そしてはっきり言います。この映画は退屈です
しかし 退屈≠つまらない
ただ時間の流れがsuper slowなのです
この映画を見る前日は充分に睡眠をとってください
この映画を批判する人はたいていアクションやサスペンスといった、スリルや話のオチにどんでん返し、100%誰にでもわかる答えがある映画が好きなんだと思います
当てはまるなーって人はみないでください
どれも当てはまってませんから。

アメリカ映画
監督 スタンリー・キューブリック
出演者 キア・デュリア
     ゲイリー・ロックウッド
     ダグラス・レイン
公開日 1968年4月6日 (米)
     1968年4月11日(日)

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うえあおい