「タイトルなし(ネタバレ)」2001年宇宙の旅 pekepekeさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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ぎゅっとすれば15分で終わる映画
AIと共存している世界というのは
現代人も見るべきタイミングとなっているのかもしれないが、
恐らくこの映画と同じ未来にはならないだろうと思われる。
現代の若者は、AIに完璧を求めず、勉強モードなど
成長を促すツールや、友として使用しており、
この世界に完璧なものなど存在せず、
不完全さを受け入れる姿勢を持っていると感じる。
またモノリスの存在意義のようなものを感じなかった。
人間は、地球外生命体により進化した存在かもしれないと
思わせるのであれば、もっと別のストーリーにすべきでは?
AIと絡める意味も分からなかった?
AIにより思考を放置した人類が、
モノリスによりAI以上の存在となり進化したという意味だろうか?
最後に進化した姿が赤子というのも、想像力にかけている。
さらに無駄に長いシーンが多い
芸術と言えばそうなのだろうが、
この映画の手法は宇宙空間の閉塞感を与えていることが大きな感動の要因だと思われる。
宇宙空間の浮遊感、息苦しさ、そういった後での、モノリスによる印象的な画面による解放感、
これは本来の感動ではなく、悪い宗教の洗脳のようだと感じた。
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