「50年以上前にここまで想像出来たのは素晴らしい」2001年宇宙の旅 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
50年以上前にここまで想像出来たのは素晴らしい
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午前十時の映画祭11で観賞
月のクレーターの地中から謎の石碑が発掘され、調査に向かった。それから18カ月後、最新型人工知能・ハル9000型コンピュータ、を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、木星探査に向けて航行していた。しかし、その途上でハルが探査計画に対して疑問を持っている事を話した。ハルの不調を疑い、いざというときはハルの回路を切断することを決めるが、カメラで唇の動きからその内容を知ったハルが反乱を起こすという話。
日本では1968年の初公開らしいので、53年も前にこんな未来を予想して作品を作ってたことに驚いた。でも、製作時から30年経っても実現できなかったのはやはり盛り込みすぎだったのかな。
現在AIによるチェス、囲碁、将棋などのゲームの他にもさまざまな分野でコンピューターに判断させる事が実用化されつつ有るが、依存しすぎない様にしないといけないという過去からの警告と感じた。
最後の20分だが、水族館のクラゲを見てるような映像やカラーの夢みたいな映像、欧米の居間での食事風景など、さっぱり意味がわからなかった。
もう一点注意ですが、intermissionになってもトイレに行く時間は有りません。5分も無かったと思う。気をつけましょう。
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