「☆☆☆☆★★★(70㎜版) ☆☆☆☆★★★ 2018年10月28日...」2001年宇宙の旅 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆☆★★★(70㎜版) ☆☆☆☆★★★ 2018年10月28日...
☆☆☆☆★★★(70㎜版)
☆☆☆☆★★★ 2018年10月28日(IMAX版)
本日 2018年10月28日 凡そ35〜6年ぶりにスクリーンでの鑑賞。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初見の際のインターミッションで…。
「何だこれ!」
「何だかわからねえけど凄えぞこれ!」
…と、1人で興奮していたのが懐かしい。
その後に地上波で放送されたのを録画。
今迄に何度も観ているが、やっぱり何だか分からない。
それでも凄いのは間違いなく、未だ観ていない人には「あの衝撃がこれから味わえるとは、何と羨ましい!」と、思う事しきり。
そんな体験等、人生の中でそうそう味わえるものではないのだから。
旧有楽座
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2回目の鑑賞。
スクリーンでの鑑賞は2回目。テレビ放送・ビデオ・LD・DVDの鑑賞は数知れず。
やはり…と言うか。当然…と言うか。スクリーンで観る2001年は違う。
これが本物!これが2001年!
オープニングから鳴り響く圧倒的な映像の素晴らしさに息を呑む。
実を言うと、家庭用のテレビ画面だと全く迫力か無く。観ていると、情け無い程に何度も寝てしまう。
ところが、今回の上映は。キューブリックが意図した、完璧なるディレクター版と言って良く。
類人猿達の雄叫びや、船外活動中の呼吸音。
最後の部屋の中で響く音の強弱。
その他…嗚呼!もう全てと言って良いくらいにキューブリックの想い通りの映像と、音の厚みが再現されているんだなあ〜と堪能した。
但し。自分の無力感もまた、同時に味あわされてしまうのだがΣ(-᷅_-᷄๑)
客電が点き、♬美しき青きドナウ♬の調べが鳴り終わり。本物の芸術を目の前にして、何故だか涙が込み上げてしまう。
スクリーンを後にして一言呟いた。
「本当に凄い!」
2018年10月28日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン4
⁂ 感激度が凄かった今回のIMAX上映。それでも残念だった事が…。
当たり前って言えば当たり前なのだが。今回観たTOHO日比谷のIMAXスクリーンは、キャパが341席。
その昔に私が観た旧有楽座のキャパは、正確な数字は分からないのですが。おそらく1500席弱か?
音響は別だけれど、当時と同等のバカでかいスクリーンの圧倒的な迫力感は及ばないかなあ(u_u)