「別格」2001年宇宙の旅 のさんの映画レビュー(感想・評価)
別格
話は意味分からない。いろんな考察読んでみたけど、読めば読むほどどうでもいいわってなる。ストーリーなんてほんとうにてんで意味ない、どうでもいい。
それほどまでに映像が別格。
1968年?年代見て改めてたまげました。今上映しても全く問題なく通用するセンスだ。2001年なんてとうに過ぎてるのに……。
ていうか、今上映しても全く問題なく通用するセンスが、1970年そこらでも評価されることがむしろすごいな。やはり普遍的に価値を持つ才能、表現って、存在するってことなんだろうなあ。
宇宙空間の美しさは言うまでもなく、機内のメカニックやモダンアートじみた独特のセンス、すばらしいです。
個人的には、HAL9000のおそろしさが一番印象に残った。つい最近、アンドロイドが人間に反逆する映画があったけど、それより全然怖かった。これぞ近未来って感じのおそろしさがあった。2016年に思い描く近未来は、リアリティがあるから逆にあまり怖くないのかな?
私はスタンリー・キューブリックはフルメタルジャケット以外は特に好きじゃないんだが、この映画を観て改めて、普通じゃない人間だと思った。
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