「うわぁ…」2001年宇宙の旅 ずまさんの映画レビュー(感想・評価)
うわぁ…
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伝えたいことは、人類は進化し手に入れた文明の利器を使って、一体なにをしたいのか。そこに犠牲が生じることは仕方ないことなのか。人類とは愚かないきものである。的なことかなぁ。
人工知能HAL9000と宇宙飛行士同士の静かで激しい戦いの情景描写がうまく、機械版ホラー映画のような感じだった。(HALの感情のない発言は、人間である宇宙飛行士の気持ちを激しく揺さぶった。)
また、1960年代に作られたとは思えないくらい、未来を素晴らしく予測していた。これは本当にすごい。HAL9000の機能も、人工知能として無理のない動きをしていたので、リアリティがあった。
人工知能HAL9000がメインの映画かと思っていたが、どうやらこれは人類の最初と最後の殺しを描いた映画という意見があり、納得できてしまった。
最初の猿がモノリスから知恵を授かり、はじめて骨を武器として猿を殺した。そして、その骨(殺人の武器)を高く投げ上げるとそれは宇宙船(殺人の武器、つまりHAL9000と宇宙飛行士)にかわった。とにかくこの解説はやばい。
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