「珠玉のタクシーオムニバス!」ナイト・オン・ザ・プラネット ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
珠玉のタクシーオムニバス!
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキを舞台に
タクシー車内外(主に車内)での会話劇が繰り広げられるオムニバス作品。
とにかく会話劇だけで成り立たせる手腕に脱帽ですし、
脚本も本当に面白いです。
そして映像もフィルムならでは夜の風景は本当に美しい。これだけでも一見の価値があります。
私としてはロサンゼルス編が最も気に入りました。
主演のウィノナ・ライダーの若干やさぐれ感のある若い女性ドライバー自身が語る
キャリアビジョンに好感が持てますし(それ以前にキャリアビジョンを描いていることにリスペクトします)
目の前の美味しい話を自分のビジョンに沿わないという“判断軸”で即答で断るところは、
世のビジネスマンも見習うべき思考・行動だと思います。
ローマ編が私は気に入りませんでした。
というのも、ほぼロベルト・ベニーニがひとりでしゃべりまくるんですよね。
『ライフ・イズ・ビューティフル』ばりのしゃべくり方ですから、ちょっと単調だし、ストーリーとしても
いただけない感じで、映画としてはよくできていると思うものの、フェイバリットではないという一編でした。
あと気に入っているのは邦題ですね。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』。原題のアースをザ・プラネットに置き換えているところが何とも好きなんです。
アースと敢えて言わないところや語感が好きですね。
映画のイメージはこちらのタイトルの方が私としてはマッチしていると思いました。
劇場には若い男性客がそこそこ居て、なんかうれしかったです。
私も92年にリアルタイムで観たかったです。
琥珀糖さん、宮崎で再上映されました。若い観客も多くてびっくりしました。
ソウルメイトはAmazon primeで韓国リメイク版の予習的に中国盤を鑑賞しました。主演の女優さん2人の演技が素晴らしかったですね。
再上映をご覧になったのですか?
ウィノナ・ライダー、めちゃめちゃ生意気でコケティッシュでしたね。
可愛かった!!
「ソウルメイト」に京香ありがとうございます。
なんか韓国リメイク作品が公開されたんですね。
中国の方をご覧になられたのですか?
ジェットコースター・ムービーでしたね。
ちょっと好きでした。