「同時に起きてる意味」ナイト・オン・ザ・プラネット ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
同時に起きてる意味
2024年劇場鑑賞38本目。
パンフレット制作ないのでマイナス0.5,今の映画かと思ったらずいぶん昔の映画のリバイバル上映なのでパンフレットがなくても不思議ではないのですが、最近リバイバル映画でもちゃんとパンフレットが制作されていることを考えれば減点もやむなし。
好きな映画監督はと聞かれジム・ジャームッシュと答えておけば通っぽく聞こえるでおなじみのジム・ジャームッシュ監督作品。同じ時刻ではなく、時差そのままで本当に同じ時間、タクシーでの話を5つ分の短編にしたオムニバス。これが最後店と点がつながっていくとカタルシスが得られるのですが、ジム・ジャームッシュ作品にそんなものはない。
あとは時代なので仕方ないのかもしれませんが、5作中4作運転手がタバコを吸うシーンがあり、4作目は客が明らかに嫌がっているのに気にせず吸い続けて不快でした。しゃべり方もうるせぇなぁこいつと思っていたらロベルト・ベニーニでした。
どの作品も退屈はしないんだけど、好きにはなれない感じの内容でした。もうちょっと後に作っていたら永瀬正敏が出ている日本のタクシーの話も出ていたのでしょうね。
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