「タクシーあるある、かしら。」ナイト・オン・ザ・プラネット fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
タクシーあるある、かしら。
一言「掘り出し物!」。
オムニバス(本でいう短編集)形式で、プラネット?宇宙物?。
全然違いました。
タクシーの中には、運転手とお客のみ。外は真っ暗闇の中。
そんな2人(組)の、密室での会話劇。
広い世界の片隅で、いろんな人が生きている。
その30分ほどの間だけ、狭い世界を共有する。
運転手がそれぞれ個性的。
・デカいタクシーを乗り回す、へービースモーカー(ウィノナ・ライダー!)。
・ベラベラ1人で喋り、お客が神父さんと知って車内で懺悔し始める(ロベルト・ベニーニ!)。
・アメリカに来たばかりで、言葉も運転もイマイチな移民。
心温まる話もあれば、クスッと笑っちゃう皮肉な話もあり。
タクシーの中って、いろんな人生模様が詰まってるなあと。
今回wowow の「ミニシアターに愛を込めて」(by斎藤工さん)で特集されていて。
そうそう、ミニシアターの小さな箱で見ると。
より味わい深かったかもね。
予備知識ゼロで見たので。1991年、今から30年前の作品となるとこんな人も。
ジーナ・ローランズ!。
ピンヒールにシュッとしたスーツ。できる仕事人役が、惚れ惚れカッケー!。
ウイノア・ライダーとの共演。最高でした。
5編で2時間ちょっと。気楽に見れる「ポップコーン映画」に認定🍿。
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