「正しく生き延びる」ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)
正しく生き延びる
今から56年前の作品
まだゾンビと呼ばれなかった死人が襲ってくるという今では定番なのだがそんな昔に思いついたのか
何にでも始まりがある
この作品からも分かるようにヒッチコックの『サイコ』をリスペクトしているのがよく分かる
ホラー映画ではあるがどうやら一番怖いのは生きている人だということがよく分かる
究極の恐怖体験をした時に人はどうなってしまうのか
その人のおかれた状況で臆病にもなり強気にもなる
一概に性格だけでは説明がつかないこともあるように思うのです
ゾンビに着目られることが当たり前の作品ではありますが描きたかったのは人々と恐怖なのだと思う
こんな状況で人々はどう動きどう生き延びようとするのか
人は人として正しく生き延びることが出来るのだろうか
ゾンビよりも天災がより恐ろしく現実にそこまで迫っているのではないだろうか
ただただ怖い
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