劇場公開日 1986年12月6日

「生まれて初めて観た映画」トップガン SAOSHIーTONYさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0生まれて初めて観た映画

2011年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD、DVD/BD

楽しい

単純

興奮

でありながら、私を映画好きにさせた作品。

あるパイロット育成学校での厳しい訓練の様子とそこで巻き起こる人間模様を描いた本作。注目すべき点はたくさんあります。

まず、なんと言っても迫力の空中戦。
当時小学生だった私にはかなり衝撃的でした。

特に好きなのは、トム クルーズ演じる主人公マーヴェリックがブレーキを使って後方につけていた戦闘機を前方に持ってこさせる得意技。あれは今観ても本当にスカッとします。

それから、2機の戦闘機を使って管制塔の横を猛スピードで通り抜け、その影響でコーヒーを飲もうとしていた男性がシャツにこぼしてしまうシーンは何回観ても笑えます。

また、今では考えられない豪華キャストとスタッフもこの作品の魅力の一つです。
トム クルーズ、ヴァル キルマー、アンソニー エドワーズ、メグ ライアン、ティム ロビンズ等、ハリウッドで活躍している俳優たちの夢の共演は今観るとゾッとします。監督はあのトニー スコット、製作総指揮にはあのジェリー ブラックハイマー(当時はドン シンプソンと共同制作)と文句の付けようのない最強のドリームチームが実現しました。

そして、忘れてはいけないのが、本編で使用されている名曲の数々。
ケニー ロギンズの“デンジャー ゾーン”をはじめ、懐かしいヒットソングがたくさん使われています。

本作はアクション、ラブストーリー、コメディー、サスペンス、ヒューマンドラマ等、多種多様なジャンルが上手くミックスされた正真証明の傑作だと私は思います。

数年前に販売されたデジタルリマスター版の特典映像には今だから言える秘密がたくさん明かされています。

まだ、観ていない方は是非一度ご覧になってください。

SAOSHIーTONY