トッツィーのレビュー・感想・評価
全8件を表示
女装はつらいよ‼️
今作のダスティン・ホフマンの勇気ある熱演をきっかけに、ハリウッドで女装が盛んになったとも言える傑作ですね‼️内容は売れない俳優が女装してTVドラマのオーディションを受けて役をもらい、その役で大スターとなってしまう皮肉な物語‼️共演女優には恋を打ち明けられず、その父親からはプロポーズされてしまうおかしさ‼️思いを寄せる人がもう一人の自分に恋をする、まるで「スーパーマン」や「スパイダーマン2」などのアメコミですね‼️そんな物語の中に、社会派のシドニー・ポラック監督らしい、男女差別の問題もしっかりと取り入れられてて、実は奥深い物語でもあります‼️でもまぁ、今作の白眉はダスティン・ホフマンですね‼️のどぼとけを隠すためにスカーフを巻いたり、ハイネックのドレスを着るなどの並々ならぬ努力と工夫‼️デイヴ・グルーシンのリズミカルな音楽に乗せて、さっそうと街を歩くホフマンのおばさん女優ぶりがホントにお見事で、気色悪くないどころか、フツーにこんなオバサンいるよ、と思ってしまう素晴らしさ‼️そして女優ホフマンに同性として友情の念を抱くヒロイン、ジェシカ・ラングもホントに魅力的‼️一方、女優ホフマンに惚れてしまうヒロインの父親役チャールズ・ダーニングの存在感もいい味を出してます‼️
タイトルなし(ネタバレ)
多分、私はダスティンホフマンが苦手や
この前に見たクレイマー、クレイマーも好みじゃなかった
字幕なくて吹き替えで見てるからその影響もあるかも
女装でスターになる内容は面白いけど、
主人公に愛嬌や可愛げがなく野心と下心が充満してて
業界の男たちやジュリーの周りの男に憤慨してるけど
サンディを騙したマイケルも同じ人種やん
ボブマーレイが唯一の癒し
良い話
先日ミュージカル版を見てきてとても面白かったのでこちらも鑑賞。舞台版はこの話をとても上手く舞台で生きる設定にスライドして作ったことがわかったし、80年代の空気感を残しつつ2024年の空気にもうまくハマっていたのを再確認できました。
そしてこちらももちろん面白かった!
コメディの面白さはもちろん、ハートフルな温かさと社会派のミックスバランスが絶妙。メッセージの受け取りやすさもなんだか今のBarbieのヒットとも重なる映画だと思う。
男も女も笑いながら見ることができて、見た後にお互いの意見を喧嘩にならずに伝えられる様な作品。笑って見たからこそ自然に話題に取り上げられるよね。笑いに蓋ができないなぁと。
重たい作品をじっくり考えるのも大好きなんですが、こういったコメディは誰かと笑って見て共有すると一緒に見た人の引き出しを開いてくれるから誰かと見たい。
なかなか、奥が深いコメディだと思う
多分2度目の鑑賞
1回目は地上波のロードショーで見たような記憶があるが
あまり記憶に残っていなかった
(30年くらい前の事だと思う)
主人公は演技にストイックな俳優という設定
ストイックすぎるために仕事がないのだが、ある理由から女装でオーディションを受けたら合格し、女優としてどんどん注目されていくというコメディ
以前見た時はこの部分だけを見ていたのだと思う
(だからあまり記憶が残っていなかった)
他の方のレビューにもあるが、よく見ると男尊女卑に対するメッセージが含まれているように思う
(40年前の映画なので、現在と違うよね~)
映画は1回見ただけでは、気付かないメッセージもあると思った
タイトルなし(ネタバレ)
正直彼氏といるより女友達といた方がよっぽど楽しいんだよね〜。ラストに2人が結ばれるのか結ばれないのか、あいまいなまま終わったのは良かったなーと思いました。
そんな私には”I miss Dorothy”って呟きがやけに心に響いたのでした。
社会派コメディ
面白かった。
ラストの「黄色い服貸して」のセリフ。こういうセリフ痺れる。彼女ジュリーの心情を表していたし、なんといってもテレビ局前であってから道路沿いを歩きながら話す二人の芝居が最高だった。
その前のシーン、ジュリーの父に指輪を返すシーン、バーカウンターの隣に移動したマイケルに最初は気付かず笑顔を返すジュリーパパ。そこからすぐにテレビに向き直るが、、、それがマイケル(ドロシー)だということに時間をゆっくりかけ、いや三秒か五秒かそんな短い時間なのだが、、、気付くまでの顔の変化、感情の変化が見事。そこの顔芸とも言うべき演技が好きだった。
女性差別。女性の自立を扱っているが社会性を押し出した硬い作りにはなっておらず、そこかしこに笑えるセリフ、シーンが散りばめられている。
全8件を表示