トッツィーのレビュー・感想・評価
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良い話
先日ミュージカル版を見てきてとても面白かったのでこちらも鑑賞。舞台版はこの話をとても上手く舞台で生きる設定にスライドして作ったことがわかったし、80年代の空気感を残しつつ2024年の空気にもうまくハマっていたのを再確認できました。
そしてこちらももちろん面白かった!
コメディの面白さはもちろん、ハートフルな温かさと社会派のミックスバランスが絶妙。メッセージの受け取りやすさもなんだか今のBarbieのヒットとも重なる映画だと思う。
男も女も笑いながら見ることができて、見た後にお互いの意見を喧嘩にならずに伝えられる様な作品。笑って見たからこそ自然に話題に取り上げられるよね。笑いに蓋ができないなぁと。
重たい作品をじっくり考えるのも大好きなんですが、こういったコメディは誰かと笑って見て共有すると一緒に見た人の引き出しを開いてくれるから誰かと見たい。
なかなか、奥が深いコメディだと思う
多分2度目の鑑賞
1回目は地上波のロードショーで見たような記憶があるが
あまり記憶に残っていなかった
(30年くらい前の事だと思う)
主人公は演技にストイックな俳優という設定
ストイックすぎるために仕事がないのだが、ある理由から女装でオーディションを受けたら合格し、女優としてどんどん注目されていくというコメディ
以前見た時はこの部分だけを見ていたのだと思う
(だからあまり記憶が残っていなかった)
他の方のレビューにもあるが、よく見ると男尊女卑に対するメッセージが含まれているように思う
(40年前の映画なので、現在と違うよね~)
映画は1回見ただけでは、気付かないメッセージもあると思った
正直彼氏といるより女友達といた方がよっぽど楽しいんだよね〜。ラスト...
正直彼氏といるより女友達といた方がよっぽど楽しいんだよね〜。ラストに2人が結ばれるのか結ばれないのか、あいまいなまま終わったのは良かったなーと思いました。
そんな私には”I miss Dorothy”って呟きがやけに心に響いたのでした。
社会派コメディ
面白かった。
ラストの「黄色い服貸して」のセリフ。こういうセリフ痺れる。彼女ジュリーの心情を表していたし、なんといってもテレビ局前であってから道路沿いを歩きながら話す二人の芝居が最高だった。
その前のシーン、ジュリーの父に指輪を返すシーン、バーカウンターの隣に移動したマイケルに最初は気付かず笑顔を返すジュリーパパ。そこからすぐにテレビに向き直るが、、、それがマイケル(ドロシー)だということに時間をゆっくりかけ、いや三秒か五秒かそんな短い時間なのだが、、、気付くまでの顔の変化、感情の変化が見事。そこの顔芸とも言うべき演技が好きだった。
女性差別。女性の自立を扱っているが社会性を押し出した硬い作りにはなっておらず、そこかしこに笑えるセリフ、シーンが散りばめられている。
ダスティンホフマンが女装して本気で演技してるだけで面白い。ずっと笑...
ダスティンホフマンが女装して本気で演技してるだけで面白い。ずっと笑いながら観た。壁紙の話のセリフが良かった。俳優の裏側を描くという視点でも面白い。
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