「Dave Grusin」トッツィー Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
Dave Grusin
オープニングから流れるサウンドとパッチワークのように貼り込めらられた多くのカット、軽快な台詞の応酬で一気にあがる。80年代のニューヨーク感をたっぷり味合わせてくれる。但し、前半でピーク。やってることは詐欺であることに変わりなく、罪悪感が話を重たくする。いくらなんでも2人の関係に期待を持たせるラストは無理がある。
倒錯して女性視点から見えてくる男性の愚行や女性の不自由さを表現し、イコーリティを考えさせるのは秀逸ではある。他方、典型的な女性像をジェシカラングに当てはめるのは疑問。レズ・ゲイの扱いは現代的にはキツい内容もある。
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