「目に付いた場面をピックアップ」特攻大作戦 はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)
目に付いた場面をピックアップ
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・選ばれた12人の囚人に対し一人ずつ説明する場面は退屈だが、顔を覚える意味では必要な場面である。
・ロープでよじ登る訓練では、弱音を吐いた囚人に対し脅しの意味で銃を乱射し、ロープが少なくなっていくことに焦って登れちゃう「火事場の馬鹿力」
・一人でも反したら全員殺すという決まり事から、道具を使って脱走しようとした囚人仲間を止めに入る「妙な団結力」
・水で髭剃りされ激怒 → いや、これは大したことではないぞ!(私も時々やるぞ!苦笑)
・訓練に耐えた褒美として娼婦と一日過ごすプレゼント → 実際にあるのだろうか?
訓練中のシーンは総じて緊張感が薄く「やる気」が伝わりにくい。鍛えたところで助かる保証ないし、どうせ死刑やら終身刑やら人生が終わってるから「どうにでもなれ」という目標の無さが原因かもしれない。基本コメディで猛練習みたいな場面はなく半端に進んでいった印象。L.マーヴィンとR.ライアンの仲の悪さ・やり方に振り回されて進んでいく展開なので、戦争の重みは頭から外して観ましょう。個人的にはもっとドジで間抜けな路線にした方が笑えたかな。
実戦は100分過ぎてからですが、ギャグ的な部分はL.マーヴィンが作戦の途中、階段でコケるくらいなので前半のコメディ要素は消えてしまう。何か観てて緊張感があるのかないのか、やっぱり半端に思えてしまったけど、ラストに近付くにつれ銃の乱射や爆破シーンが増えていくので、最後の最後に緊張感が出て終わった流れでした。なので、実戦になったら頭を切り替えて観るべきでしょう。
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