「一種の中毒性のある映画」時計じかけのオレンジ hayassyさんの映画レビュー(感想・評価)
一種の中毒性のある映画
大学の精神福祉の授業で鑑賞。
最初見たときはとても気分が悪くなった。
もう二度と見たくないと思った。しかし印象的な場面がいくつもあり、それらが脳裏に焼きついて「もう一度だけ…」と思ってしまう一種の中毒性も持ち合わせている。
音楽的な面でも非常に優れており、クラシック等の高尚な音楽と暴力が蔓延する退廃的な世界観とのギャップが非常にアーティスティックであり、この世界観を70年代に映像化しているという事実ひとつとってもキューブリックの異才が垣間見える。
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