「午前十時の映画祭10」時計じかけのオレンジ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
午前十時の映画祭10
キューブリックという怪物に、アレックスという最高なキャラとイカれた感じが、正に相思相愛パーフェクト。
物語序盤の悪行の数々に、今観ても斬新なLOOK、映像美と全体の雰囲気に"雨に唄えば"の暴虐な使用法。
映画史に名を残す悪童アレックスの嫌な人間性と、愛着を感じてしまうキャラの凄味。
現代社会にも通じるアレックスみたいな輩は存在するだろうし、更生なんてもってのほかで悪は悪としての根っからな冷酷?非道な欲求願望と、ソノ行動力。
アレックスは死ぬまでアレックスまんまで、ルドヴィコ療法でパワーアップ!!
2019/10/24
"悪が最も正常"
スクリーンで観れた、喜び。
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2019年12月9日
万年氏🙇
原作者のアントニー・バージェスは、本原作のヒントにモッズとロッカーズの抗争(特にブライトン・ビーチ)をあげてました。
サンダーロードのレビュー、日付変わった頃にあげる予定です。しばしお待ちを🙇
2019年12月5日
万年氏🙇
…Hard Core PUNK のオムニバスで「UK/DK」ってのがあって、VHSとレコードが出てた。G.B.HやExploitedなどが見れた。その中にAdectsって言う、ちっともHard Coreじゃない奴らが時計じかけファションだった🎭
…のちにPositive Punkと呼ばれる。
… そんなPUNKな20代前半、ハヤカワ文庫で原作を読んでいて、物凄く観たかった時、デヴィッド・ボウイの「地球に落ちて来た男」と2本立てで、やっとの鑑賞…以来、DVD等で幾度も観てますが、「午前十時の映画祭」は行きそびれた😥