「破壊、そして再生と再盛」時計じかけのオレンジ kskさんの映画レビュー(感想・評価)
破壊、そして再生と再盛
1972年日本公開の作品。
原作はアンソニー・バージェス、監督・脚本はスタンリー・キューブリック。
非行の限りを尽くした少年の破壊と再生…そしてその後の心の変化の過程、徹底管理された社会と欲望渦巻く自由放任のジレンマを描いた作品。
・とにかく映像が美しい
・雨に唄えばなどの名音楽が随所で華を咲かせている
・人間の心の変化と社会の定められたシステムの温度差が上手く描かれている
・おしゃれ映画の決定版
・非の打ち所がない名作
・今観ても他作品に見劣りしないクオリティ
暴力、レイプ、破壊行動など一部問題視される表現はあるものの作品を構成する上で無くてはならない要素なので問題なしだと思うけど結構批判もあったようで。
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