「これがジョンカーペンター?」透明人間(1992) 金北山の麓の生まれですさんの映画レビュー(感想・評価)
これがジョンカーペンター?
もうすぐ全部観終わるジョンカーペンターの諸作品、良い悪いあれど全てそれなりに気に入ってきたがどうもこの作品(とエスケープフロムLA)はピンと来ない。テンポは良いし特撮も面白いし俳優も頑張っているのだがドキドキしないのだ、なんでかなぁ?と何日か考えた結論は
「悲劇が存在しない」からだと思った。敵にしろ自分にしろ仲間にしろ、例えば怪物でも妖怪でも幽霊でも、そこに必ず矛盾ないしは悲劇が彼の作品にはあったからどんな荒唐無稽な話でも、それは「ゴーストハンターズ」のようなコメディ映画でもそうだったと思う。でもこの映画は違ってます、特撮を取るために妥協したんか?
※私が単にダリルハンナが嫌いだからかだろうか?
コメントする