「デビッド・モースの役柄が気に入りました。」逃亡者(1990) よしさんの映画レビュー(感想・評価)
デビッド・モースの役柄が気に入りました。
とある家に逃げ込んだ脱獄凶悪犯グループと、その家族との攻防を描く物語。
ミッキーローク主演、レスターを務める直前のアンソニー・ホプキンスが脇を固めるサスペンス。
Aホプキンス・・・流石ですね。「羊たちの沈黙」直前だったはずですが、普通の・・・アメリカで支持されるお父さんしていました。
冒頭で、「攻防」と書いていますが、基本的には心理戦。ミッキー・ローク演じるマイケルの心理的圧力を、ストックホルム症候群のような心理を持ちながらも、家族が必死に抗います。
犯人グループ内での軋轢を含めて、緊迫感溢れる展開は秀逸でした。
ただ、知能に長けた凶悪犯にしては、かなり間が抜けているようにも思い、そこが残念なところですね。
私的評価は標準です。
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