「ラストはイーストウッド」トゥルー・クライム ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストはイーストウッド
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同じ冤罪ものでもリチャードジュエルが実話ベースで硬派なのに対して、こちらは自らが主演を務め、エンタメ要素がある。いつもなら硬派なイーストウッドがこちらは女好きで妻にも愛想尽かされ、家庭は崩壊。しかし、記者としてのが直感、嗅覚に優れ切れ者。何たって6年間警察が掘り出せなかった事実をたった一日弱で掘り当て、死刑執行がその日に迫る冤罪犯を救い出す。あり得ないのだがハラハラする。冤罪犯が妻や娘と最後の別れをするシーンは胸が熱くなった。同僚の妻を寝取るという下劣な男で、妻を泣かせ結局離婚するのは自業自得だが、ラストは1人孤独なクリスマスを送るイーストウッドはやっぱり渋い。エンディングテーマも良かった。
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