ディメンシャ13

Ｂ級映画の帝王ロジャー・コーマンのもとでコッポラが撮った劇場映画デビュー作？？

アイルランドの古城に住む家族を中心にヒロインと思われる女性がファム・ファタールとしての位置付けで物語が進みながらの意表を突く展開、死んだ妹を巡るサイコサスペンスと少しのホラー描写！？

やはり、ヒッチコックを意識した作りでもあるのか、ニコラス・ローグが７３年に撮った『赤い影』の物語要素も思い出す。

コッポラは懲りずに同じような同じく低予算で続編的は言い過ぎでも『Ｖｉｒｇｉｎｉａ/ヴァージニア』を撮っている、本作に対する思い入れが強いのか？

突如にして現れ事件を解決する医者が『時計じかけのオレンジ』で散々な目に遭い、復讐のチャンスに歓喜する爺さんが演じている、大活躍。

序盤に流れる５０'ｓロックンロール、あのロカビリーの曲は誰が歌っているのか？