「He was Beautiful」ディア・ハンター bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
He was Beautiful
戦場の極限状況の中でも自分を見失わなかった男の話。
故郷にヒーローとして戻ってからも。ずっと好きだった女性に言い寄り自分のモノにする事もできたのに、彼女を愛するが故に、彼女にとっての最良を考え、ベトナムに残っているかもしれない親友=彼女の夫を探しに行く男の話。
Deer Hunterとは、戦場でも凱旋後の故郷でも、良心に従って生きた男の物語です。人は、どれだけ美しく生きられるのかを見せてくれたこの作品は、私にとって人生最高の一本。これほどに、心かきむしられた映画は、他にありません。
あまりにも有名な主題曲、John WilliamsのCavatinaには、Cleo LaineによってHe was Beautiful の歌詞が書き加えられ1976年にリリースされています。He was Beautiful は、この映画の本質を最も的確に言い表した言葉だと思う。
今晩は
今作は、重ねて見ると苛烈な戦争に行く前と、行った後の”鹿撃ち”の心の変化を”友を故郷に戻すために”大鹿を敢えて撃たなかったのだなあ・・、友を助けるために命懸けで、自分の頭には銃口を向け、引き金を引いたのに・・。と気付いた2回目の鑑賞で、嵌りました。
ロバート・デ・ニーロ演じるマイケルの漢気や、ニックの恋人や友人たちの姿も印象的でした。教えて頂いた、メインテーマがそれを抒情的に哀しくも美しく彩っていました。
おはようございます。
”あまりにも有名な主題曲、John WilliamsのCavatinaには、Cleo LaineによってHe was Beautiful の歌詞が書き加えられ1976年にリリースされています。He was Beautiful は、この映画の本質を最も的確に言い表した言葉だと思う。”
”He was Beautiful ”の歌詞は、書き加えられたのですか・・。
今作が、素晴らしい作品だと、再鑑賞して漸く気づきました。
勉強になりました。有難うございました。