「人の本質で現代でも変わらない」天国と地獄 ウッドバインさんの映画レビュー(感想・評価)
人の本質で現代でも変わらない
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最近SNSでの特に有名人への誹謗中傷が社会問題の一つになっているが、犯人の動機もそれと本質的には同じで、表面的に見て、雲の上の天国にいる様に見える有名人を恨み、叩き、不幸があると喜ぶ。多くの人の根底にあるそんな感情が今誰もが平等に発信できるようになったことで、SNSに溢れているのだけではないか。ただそれを人の本質と理解しながらも、人を恨むのではなく自分にとっての幸せを目指すことが大事だとも気付かされた。
息が詰まる場面も多く、あっという間に見終わってしまった。
シンドラーのリストでもオマージュされたシーンを始め、刑事達が夜に車に乗っている時の灯りなど、見ていて美しいシーンも多く、このシーンどこかで観たような、と思ってしまうほど後に多くの映画シーンに影響を与えていることがわかる映画でした。
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