「三十郎が行く!鞘に収まらない刀剣の如く・・・」椿三十郎(1962) ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
三十郎が行く!鞘に収まらない刀剣の如く・・・
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以前、この作品を見るつもりで録画したら、リメイク版の「椿三十郎」でした。まぁ、それなりに楽しめた作品でしたが、織田裕二さんでは、ちょっと迫力不足かな?って感じてたんで、オリジナルへの興味が益々大きくなっていたところ、今回BSでの放送を見つけ、録画して鑑賞です。
内容は、やっぱりリメイクとほぼ同じだったかな。白黒映画で、見るからに古臭いんですが、メチャ楽しく見ることができました。
やっぱり、三船敏郎さんですね〜!イメージ以上に迫力満点。見るからに凄腕の浪人を魅せてくれます。
加山雄三さんや田中邦衛さんの若々しい姿も良かった。
所々コミカルな部分もあって、ホンっと面白かった。
これって「用心棒」の続編になるんですかね。三船敏郎さんは同じキャラみたいですけど。
【ネタバレ】
最後の三船さんと仲代さんの一騎討ちがスゴかった!ほんの一瞬の斬り合いですが、緊迫感がハンパない。血飛沫も凄まじかった。
ホンっと三船敏郎さんは、素晴らしい。まさに、自分の中では時代劇の大スターです。
本作のような腕の立つ侍の知将から、「七人の侍」で演じた農民上がりの侍もどきまで、幅広い殺陣と荒々しい迫力で、時代劇を魅せてくれます。
やっぱりこういう役者さんがいないと時代劇は廃れていっちゃうのかな。寂しい限りです。
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