キサラギのレビュー・感想・評価
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舞台を見てるみたいでした!
ほぼ脚本一本勝負なだけあって、ストーリーは抜群に面白かったです。ネットで募って集まったアイドルファン5人。ただのファンと思いきや、次々とアイドル本人との接点が発覚していく。そして、自殺当日の行動のふとした疑問から推理が始まり、2転3転する中で、ミキの死の真相にたどり着く。この5人の直前の行動が真相にリンクしていて、まさにこの5人じゃないとたどり着けない答えだったのが、よかったです。映像的には、変化がほとんどない作品でしたけど、脚本的にはとても変化に富んだギャップのある作品でした。場所は一箇所だけだから舞台を見てるような印象もありました。
小栗旬さんがこんなに謙虚な役だったのが珍しい。ユースケさんが、オダ・ユージを名乗ってるのがシュール(笑) 小出恵介さん、ストーリーの展開を増幅させるようなオーバーの演技、よかったです。
そして、最後、如月ミキの歌のシーン。なんとなくかわいい見た目を想像していた私に、なかなかシビアなどんでん返しを見せてくれました(笑)
100分ほぼ一室 こんな映画なかなかない
全く飽きなかった。もっと見たい。
もともとコメディやサスペンスっぽいジャンルが好きなので、この映画は自分の中ではとても面白かった。
10年以上前の映画で、小栗旬さんが特に、若いな!って感じがした笑
香川照之さんは昔から変わらず演技が面白い。
ツボにはまる会話劇
怒濤のごとく会話だけなのに、こんなにはまる、はまるなんてもんじゃないでしょ。
笑いすぎて腸捻転おこすかと思った。
メンツだけでも凄いですよ、持ち味全部出してました。
意外と、謹慎中の彼が良かった。
みんながいろんな秘密を出してきて。
最後のアイドルが、なんだこれー、それもまた、凄いインパクトだこと。
あんたのHNはなんでオダ・ユージなんだ?共演してたから?でも、嫌いなんだ・・・
面白い脚本!まるで三谷幸喜の舞台劇を観ているような錯覚にも陥ってしまう。自殺したアイドルが実は他殺だった、事故だったと、二転三転する展開はまるで裁判劇のようなスリル。それに個性豊かな5人の俳優によって織り成される、漫才のようなコミカルなツッコミが満載でした。舞台となるのはあるビルの屋上の小部屋。密室劇として展開します。
設定そのものに奇抜さがあり、グラビアアイドル如月ミキの一周忌にファンサイトの常連がオフ会のごとく集まり追悼会を催すのです。お互い見ず知らずの5人:家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、安男(塚地武雅)、イチゴ姫(香川照之)。オフ会の楽しさもあるのですが、オダの“礼節”という言葉に故人を悼む場なんだと雰囲気は一転する。
ストーカーの存在、そのストーカーが目撃したモヒカン男、警察の失態、故郷にいる恋人の存在等々・・・次から次へと意外な人物が浮上してくるものだから、清純派のイメージも崩れかかったり、復活したり・・・ファンレターを200通も送ったという小栗旬もたじろぐばかり。デビュー前のプレミア写真や手紙という、ファンの中でも一番のコレクターだった彼も徐々に疎外感を覚えていく過程がとてもよかったりする。
もちろんサプライズでもあるモヒカン頭や巨漢から55kの減量のCG処理。それにコマ撮りにしたコミカルな映像も回想シーンにはピタリと当てはまる。そして、更なるサプライズの展開のために、「偶然なんてものはない」という台詞がプロットそのものを引き締めてくれるのです。もし、真の意味での部外者がいたのなら、それはそれで自然なのだけれども、如月ミキ(酒井加奈子)の実写映像を見る限りでは、これが必然だったのかもしれません。
水泳大会の隠し撮り映像も終わり、エンドロール後にその司会者である宍戸錠の登場。事件は解決し、これ以上詮索しないと誓った5人がまたうんざりさせられる表情がいい。彼が持っていたのはシャレのつもりで鍵(名前が錠だから)?押入れ部屋に閉じ込めた犯人は・・・もういいよ。
軽快な物語
B級アイドル・如月ミキの死から1年後、ファンサイトを通じて集まった5人の男たちが追悼会を行う・・・はずがミキの死の真相を巡る推理ショーが繰り広げられます。ネット上ではハンドルネームを用い浅い関係であったのに、掘り下げられるにつれてミキとの関係性が明らかになっていきます。小さい部屋の1室で会話だけで進められるコミカルな演出は見ていて楽しかったです。他殺説も犯人予想も2転3転し、飽きずに視聴できました。ラストはほっこり。
面白くない
まず、映画でなくラジオ劇か舞台でいいんぢゃね?伏線がすべて会話で明かされるんでなんでもっと早く言わないのかと。すべてが後出しジャンケンによる伏線回収。てゆーか、後出しジャンケンでもいいけど俳優陣の演技が舞台俳優みたいなオーバーアクションで全然内容に感情移入できなく、ただ長く感じる作品。
無理やりファンあってのアイドルっていうアイドルオタクを持ち上げるオチにリアルなアイドルオタク達はどう感じるんだろうか。
如月の一ファン家元が如月本人と接触したことのある4人と如月は自殺か他殺かの議論を通して自分が一番彼女を支えていたと知る物語
起:追悼会やりましょう→犯人探し
承:全員が疑われ身元を明かす。
転:一通り疑った後でやすおさんの電話内容を機に思い出話をする。→自殺の仮説を立て始める。
結:感傷に耽る。ミキの思い出話をする。動画を見た後司会が真相を見せる。第2回追悼会
ラスト30分は泣きそうになった。自分はミキと何も接点もないのに一番知ってるなんて言ってた。でもミキは一番遠い存在だった一ファンを命よりも大事に、一番近くに感じていた。
舞台版も見てみたい
クリスマスになると、なぜか見たくなる映画の一本。
オチは知ってるのに何度も見たくなる。良い意味で気楽に見れる落語みたいな映画。
クリスマスの邦画のコメディというと、有頂天ホテルも思い浮かぶが、なぜか個人的にはこっちかな。
夏は、サマータイムマシーンブルースです。
舞台向き
映画でなく舞台向き。
最初から最後まで、一つ一つに意味があり一つずつ丁寧に回収されていく。
如月ミキが出てこないことも良かった。
キャラクターと脚本で勝負な話作りだったので、キャスティングがダメだったら大コケだっただろうけど、ちゃんと入り込めた。
エイプリルフールズや、リーガルハイに繋がっていくような、古沢さんらしさが生き生きと出てて素晴らしい。
プラネタリウムのシーンと最後の宍戸錠はいらなかったかな。
なかなか練り込まれた展開
自殺したB級アイドルの1周忌のタイミングのオフ会で集った熱烈なファン5人。思い出に浸り単純に楽しむはずだった会が一転し、予想外の展開に。
どんどんと明かされていく事実がなかなか練り込まれていて面白いし、5人の癖のある役者陣がそれを更に盛り上げている(内1名は、自業自得ではあるが、脇の甘さで芸能界を去ることになってしまったが。。。)
自殺していた日に焼いていたクッキーをどうしよう(どう渡そう)としていたというところに、ややモヤモヤ感は残るが、伏線をひとつに集約し導いた彼等の結論に納得感はある。
ただ、宍戸錠の最後の問いかけは、賛否両論かもしれないが、個人的には不要だったのではないかとも思う。
疲れたくない夜のつまみに
大作は喜怒哀楽の高低差があり、就寝前の一人飲みのお供としては日を選ぶ。
その点、この作品は気楽に観たい夜には最適で既に何度も借りて観ている。
登場人物は少なく、場面も変わらないため、頭を使わず楽しめるのがいい。
途中途中でコマ送りになる描写が漫画的で、いいスパイスとなり飽きさせない。
内容はB級アイドルの死により集まった男たちの、素人展開の稚拙な推理劇。
全ての情報が後出しであるが故に、くだらなく二転三転する推理にこちらは振り回されるのみ。
だが、その身勝手なくだらなさが面白い。
むしろそれを楽しめなければ、これを観る意味がない。
形容としてわかりにくいかとも思うが、自分はこれを見るたびに何故か板尾創路を思い出す。
彼の空気感に近い気がするので、板尾好きにはお薦めしたい。
場面転換が皆無ということで、当然この作品はキャラクター重視。
台詞と間の遊びを楽しむ、いわば演劇映画である。
そのためTHE映画を求めるのなら選択肢から外すべき。
わかりやすい設定を与えられた役者陣による、くだらなくも熱意と愛のある喜怒哀楽推理劇を
気楽に気楽に眺め観ながら、1日の疲れをほぐしてみてはどうか。
最後まであっというま!
アイドル如月みきの1周忌に集まった熱狂的ファンの5人。
物語がどう動くのかわからんかったけど
ひとりが「如月みきは自殺じゃない、殺されたんだ」と言い出したころから物語がどんどん面白くなります。
最初はだれてしまって、これどうなるのかな?って思ったけど
途中から最後まであっというまだった!
香川さんのきもちわるさと
途中からいじける小栗旬の演技力に拍手!
オダ・ユージは踊るとかけてるのかな?笑
とにかく面白かったし、終わり方がとってもいい。
すっきりするともいえるし、なんだかほんわかします。
エンディングのダンスも見もの( ´・◡・`♥)
野郎ばっかりモノクロトーンな密室劇なのに、万華鏡のようにカラフルに...
野郎ばっかりモノクロトーンな密室劇なのに、万華鏡のようにカラフルに引き込まれる秀作。オタクのオフ会というワンシチュエーションにもかかわらず飽きることなく、けっこう笑えて、少しどきどきさせながら、次々と明らかになる正体、終盤はたくさんの伏線がぴたっとはまり、最後はほろっとさせる。まず脚本がすぐれものだが、緩急つけた演出もすごい。監督は相当の腕前だ。邦画でこんなプロフェッショナルな作品がでるとはちょっとサプライズ。おすぎのいうとおり無名の役者ならさらによかった。もっと上映館増やして、お客さんもドラミさんも見かけ倒しのパイカリなんかやめてこれ観よう。今年初の8点
少し冗長
密室推理劇ということで、イメージとしては「12人の怒れる男」の小規模バージョンのつもりで観たので少し期待外れでした。(オマージュ的なシーンもあっただけに…)
推理劇といっても登場人物の設定が追加されていくだけで、正直事件の内容的にはあまり濃さがないように感じました。
ですがコメディとしてはとても面白かったです。何度か吹き出しましたw10年も前の映画ですから時代の変遷も感じてそういう意味でも楽しかったです。
ただ冗長で、後半はグダグダでした。追加される設定も「まだあんのぉ?」って感じで、早くお開きしないかなと思ってました。
あとラストシーンはまじでいらない。
それを除けば楽しいコメディ映画です。
役者がそろってますね。
みなさん若いですね~。一部屋だけの場面と設定が面白い。
最初の方は、なんだか眠たかったんですが。
後半それぞれが実は誰だったのか、というのがわかってからが、ぐんぐん引き込まれていきました。
それにしても、エンドロールの一番最後。ちょっとちょっとー!
これは面白い映画でした! 密室で推理をするのがとてもいい! テンポ...
これは面白い映画でした!
密室で推理をするのがとてもいい!
テンポもいいし、話のつながりがみてて面白い^_^
なにより個性的なキャラクターなのがいい!
小栗旬さん、ユースケ・サンタマリアさん、
小出恵介さん、塚地武雅さん、香川照之さん、
5人それぞれの演技がとても素晴らしい(^^)
この5人だからこそ面白いと思います!
もっとこのような映画が増えるといいです♪
エンディングのみんなが踊っている姿みててほのぼのしました^_^
是非1度はみたほうがいい映画です!
続編ないのかな?って思っちゃいました>_<
「すべての物事は偶然ではなく必然的に起きている」
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